答えは現場にあり!技術屋日記

「三方良しの公共事業」をモットーに、辺境の高知のそのまた辺境から、土木技術者のオジさんが泣き笑いの日々を届けます。

三方良しの公共事業推進カンファレンス in 福岡「見聞記」(その1)

2015年06月21日 | 三方良しの公共事業

 

近くのコンビニがつぶれたときと

うちがつぶれたときと

どっちが、悲しんでくれる人が

多いだろうか?

 

衝撃だった。胸がえぐられるような言葉だった。

わたしはこんな発想をしたことがあっただろうか。瞬時、我と我が身をふり返ってみるが、もちろんあるはずもない。

 

 

つづいて紡がれた言葉は、

 

まず、自分らが襟をただして

地元の友人からほめられる会社にしたい

業界にしたい

 

そうか。そんな想いをもってやってきたのか彼は・・・


彼とわたしとの間には浅からぬ因縁がある。因縁・・・物事が生じる直接の力である「因」と、それを助ける間接の条件である「縁」。仏教では、すべての物ごとはこの2つの働きによって起こるとされている。

「因」は彼自身の行動から産み出された。

5年前、わざわざ熊本から会いに来てくれた彼と、会社で意見交換(というか一方的なわたしのレクチャー)したあと、お城下へ河岸を変えての「ひろめ市場」。その模様をわたしは、翌日のブログでこう書いている。



「どこの馬の骨だかわからん私に?」、

という私の二次会(夜の部)での問いかけに、Sさん(30代後半)はしかしこう応えてくれたのだ。

「ブログを1年間読み続けてきました。会って話をすれば必ず何か得るものがあると確信していました」

私が、そんな風に言っていただけるに値する人間かどうかは別にして、今回を含めて、彼の一連の行動には「決意」と「覚悟」を感じ取ることが出来た。

「様々な障害があって悩んでいる」とのことだったが、私は、彼の、「決意」と「覚悟」をバックボーンとした行動力とオープンマインドなその姿勢がある限り、未来はそうそう暗いもんではないような気がするのだ。

 

 

そこから「縁」ができた。次に動いたのも彼である。2012年11月、わたしは招かれて人吉へ行き、1つの現場の工程引きを手伝い、4つの現場におじゃましてああだこうだと勝手なことを言い、社員さんや協力会社の皆さんが一同に会した前で、自説を披瀝させてもらった。またまた翌日のブログから引用してみる。

 

 

桃知さんが言うように、プレゼンテーションというやつが、送り手と受け手の協働作業だとしたら、そして受け手がその半分以上を受け持っているとしたら(もちろん、同意してますよ私は)、だとしたら間違いなく、まともなプレゼン(と当人は思っている)たり得たのは、真摯に聴いてくれていた彼女や彼、アナタや君、皆さんたちのお陰であり、なんといっても、まず最初に私の話しの方向性や位置づけをキチンと示してくださった主催者さんのお陰なのだと、私は思う。

「工事の目的はなんですか?」

「私たちのお客さんは住民です」

私の話しが、考えることや行動することのキッカケになってくれれば、いやもっと平たくいうと、日々の商売のネタに(少しでも)なってくれれば、行った甲斐があったというものだし、私は私で、彼の地で得たことを、私と私の環境にフィードバックさせていただく。



今回のカンファレンス、事例発表社を募りたいという事務局に、彼を推薦したのはわたしだ。どんなプレゼンテーションになるのか、もちろんわたしには知る由もなく、ただただ楽しみにして福岡まで赴いたのだが、期待にたがわぬいい発表だった。

じつは、なんの示し合わせもなく、もう一人、彼を推薦してくれたかたがいたらしい。そのかたも同じつながりの中にある人だ。偶然か必然か。わたしにはよくわからない。

ジリ貧から脱出して大躍進中の現在を、「わたしたちのおかげ」だと衆目の前で彼は言う。

だがそれは、賢明なかたならすぐおわかりのとおり、わたしたち(少なくともわたし)のおかげでも何でもない。

彼の「決意」と「覚悟」と、それをバックボーンとした行動力と、オープンマインドなその姿勢がその原動力になったのだとわたしは思う。



プレゼンテーションの締めくくり。彼は、これからの「三方良し」のテーマは、「高齢化」と「地方消滅」だといい、いつまでも自分たちが悪者のままでは地域は活性化しないといい、我々は地域のリーディングカンパニーになるべきだと言う。


うん、その志(こころざし)やよし。


「こちらこそ、ありがとうございます」と、ボウズ頭を深々と下げるオジさんなのだった。



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