答えは現場にあり!技術屋日記

「三方良しの公共事業」をモットーに、辺境の高知のそのまた辺境から、土木技術者のオジさんが泣き笑いの日々を届けます。

『喜劇駅前温泉』を観ながら「土木」を観る

2015年06月16日 | 土木の仕事

 

喜劇駅前温泉』をBS朝日で観る。 

1962年7月公開というから53年前。わたしが4歳のころの映画だ。

飯坂だの岩代熱海だのという地名が随所に出てくるから場所は福島。『無名碑』(曽野綾子)で主人公の土木技師三雲竜起が、田子倉ダムの建設に従事していたころとほぼ同時期の福島である。

昔の映画(特に昭和20~30年代)は大好きだ。役者を見るのはもちろんなのだが、何よりも風景のたたずまいやそのなかにある構造物(やっぱり特に土木ですネ)を見るのが好きなのだ。

そうなると、映画自体の良し悪しで観てるのかどうなのかよくわからないのだが、そこそこのクオリティーがなければ、観ているうちに飽きてしまい最後まで観ることはできないのだし、ずっと土木構造物ばかりが出ているわけではないのだから、映画を観ていることには違いない。

 

 

構造物を観る。

土木屋たるわたしたちがつくるモノは、単なる構造物のみならず、「場」としての「モノ」なのだ、とかナントカいうわたしだが、それと同時に、技術屋たるもの、デティールにこだわりを持てないようだったらすぐさま職替えを考えたほうがいいと、そうも思う。

「土木」にとって構造物は終点ではないと私は思っている。けれど原点であり、土木屋にとっての生命線が構造物である。

 

 

人間の暮らしは、いつの時代でも「土木」とともにあった。

人々の普通の暮らしを下支えする。あたり前のようにそこにあるものが「土木」である。

ゆえに、映画にはその時代その時代の「土木」が映っている。 

森繁久彌、伴淳三郎、三木のり平、フランキー堺。。。。といった、古き良き時代のホンモノの喜劇役者たちの軽妙な演技に笑いつつ、いつものように、ときおり映る土木構造物に観いっては感心する、辺境の土木屋だったのである。



喜劇 駅前温泉 【東宝DVDシネマファンクラブ】

監督 久松静児

脚本 長瀬喜伴

東宝


無名碑 上 (講談社文庫 そ 1-3)

曽野綾子

講談社


無名碑 下 (講談社文庫 そ 1-4)

曽野綾子

講談社



 

 

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