答えは現場にあり!技術屋日記

「三方良しの公共事業」をモットーに、辺境の高知のそのまた辺境から、土木技術者のオジさんが泣き笑いの日々を届けます。

「組織を変える方法は?」という問いに対してのわたしの答え

2015年06月06日 | ちょっと考えたこと(仕事編)

今回の鹿児島遠征、夜の部では様々なかたと真摯な話をさせてもらい、とてもありがたかった。

そんななかの一日、若い人がこんな質問をしてきた。

 

「組織を変えるためにはどうしたらいいですか?」

 

直球だ。しかも、わたしにとっては150キロのストレートだ。

その言葉とまなざしの真剣さに、思わずひるんだわたしだが、(たぶん)2~3秒ほど考えたあとでこう答えた。

 

組織や(他)人を変えようとしても、おいそれとはいかない。

そもそも変えようとして変わるもんではないかもしれない。

とかナントカ言いながらぼくにも、変えよう変えようと悪戦苦闘した過去がある。

けど七転八倒のあげくわかったのは、組織や(他)人を変えようとするのではなく、自分を変えようとすることから始めることが大切だということ。つまり、自分自身が変わること。それを皆んなに示すこと。そこから何かを感じてもらうこと。

組織や(他)人を変えようという想いを持つのはたいへんけっこうなことだけど、自分自身が変わることを抜きにしたら、その想いは誰にも伝わらない。

自分を変える。どのように変えるか。どう変わらなければならないか。それを考え、そして行動に移すことから始めるしかないんじゃないか、とぼくは思う。

たとえばピーター・センゲは『U理論』(オットー・シャーマー)の序文で、「残念なことだが、社会的な場(ソーシャル・フィールド)はめったなことでは進化しない」という前置きのあと、こう書いているよ。

 

本気で変りたいと意図していたとしても、行動は変わらない。このレベルの「変りたい」意識では、自分たちではない「彼ら」を変える、「仕組みや制度」を変える、出来合いの「変革プロセス」を「導入する」、あるいは自分たちの外にある何かを修正することに力を注ぐことになる。 ー そこでは、より大きなシステムを変えるには「私が」あるいは「私たちが」どう変わらなければならないか、という認識が持たれることはめったにない。

 

(ゴメンナサイ。さすがにセンゲはもちださんわね。言いたかった基本はこういうこと、ということでカンベンしてね)

 

以上、4泊5日の鹿児島遠征。

某日某所、「芋」をやりながらの会話である。

 

 

 

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