答えは現場にあり!技術屋日記

「三方良しの公共事業」をモットーに、辺境の高知のそのまた辺境から、土木技術者のオジさんが泣き笑いの日々を届けます。

『修業論』(内田樹)を読む

2015年03月25日 | 読む(たまに)観る

 

修業論 (光文社新書)
内田樹
光文社

 

適切な教育プログラムが走っていれば、結果的に無駄なく稽古ができるということはあるが、プログラム自体は「早く仕上げる」ために策定されるべきものではない。

(中略)

 そもそも原理的に言えば、「無駄な稽古」というのはないのである。いくらやっても上達しないというのは、ある意味で得がたい経験である。「なぜ、これほど稽古してもうまくならないのか」という問いをまっすぐに受け止めて、稽古に創意工夫を凝らしたものは、出来のいいプログラムを丸呑みして無駄なく上達し、ついに悩んだことがないというものよりも、しばしば深い。

(位置No.2454中2049)

 

「いくらやっても上達しない」と(ほどほどに)思い悩むことは、じつのところ「上達」に必要な条件だと私は思う。 

 (私のような凡人にとって、という注釈はつくがネ)

そしてその内向けの問いを、「まっすぐに受け止め」る(ほどほどに)。

「まっすぐに受け止め」て、ばたばたと足掻いてみる。

とはいいつつも、渡る世間は甘くない。

悪戦苦闘のその果てが七転び八起きならぬ七転八倒となってしまうことも、よくあることだ。

まれに、自分でもあっと驚くほど簡単に「わかる」ことがある。

だがそれは、悪戦苦闘七転八倒の積み重ねが効いているからなのだと私は思う。

技術者の道にショートカットはない(たぶん)。

 

ついでに太鼓打ちにもネ (^^)

 

 

 

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