答えは現場にあり!技術屋日記

「三方良しの公共事業」をモットーに、辺境の高知のそのまた辺境から、土木技術者のオジさんが泣き笑いの日々を届けます。

『日本史の謎は「地形」で解ける』(竹村公太郎)を読む

2014年10月13日 | 読む(たまに)観る

 

日本史の謎は「地形」で解ける (PHP電子)
竹村公太郎
PHP研究所

 

ただ今どうやら台風19号通過中、

昼前からずっと『日本史の謎は「地形」で解ける』を読んでいる。

これがやたらと面白い。

 

その一例、

振袖火事以後の江戸の都市改造のさなか、日本橋付近にあった吉原遊郭を浅草の日本堤へ移転させたのは、

巷間伝えられるところの、風紀上や火災防止の観点から中心地から離したという理由ではなく、

江戸幕府が洪水防止のために整備した日本堤などのハードインフラを、いかに維持管理していくかという作戦だったという話し。

つまり、遊郭へと行く人々の往来で堤防を強化し、

(踏み固める、これが土木の基本中の基本)

そして、その人々が変状を発見したりすることで、堤防の監視者、すなわち河川の維持管理主体となる、

という説。

 

地形と気象という動かない事実から歴史にアプローチして歴史の謎を解くという手法。

辺境の土木屋で、かつ歴史好きのオジさんにとっては、

脳みそが喜び興奮する一冊だった。

そして、随所でその謎解きの鍵となる広重の絵。

これがまたじつに良くて、

ちょっと癖になりそうな気配。

どちらがって、どっちもである。

 

 

『名所江戸百景~よし原日本堤』(歌川広重)

 

ちなみに私のイチオシはこれ。

 

 

『名所江戸百景~糀町一丁目山王祭ねり込み』(歌川広重)

 

 

 

  ↑↑ クリックすると現場情報ブログにジャンプします

 

           

            有限会社礒部組が現場情報を発信中です

 

      

    発注者(行政)と受注者(企業)がチームワークで、住民のために工事を行う。

 

 

コメント
この記事をはてなブックマークに追加