答えは現場にあり!技術屋日記

「三方良しの公共事業」をモットーに、辺境の高知のそのまた辺境から、土木技術者のオジさんが泣き笑いの日々を届けます。

社会的共通資本

2014年09月26日 | ちょっと考えたこと

 

社会的共通資本 (岩波新書)
宇沢弘文
岩波書店

 

宇沢弘文さんが亡くなった。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140926/k10014886591000.html

 

社会的共通資本は決して国家の統治機構の一部として官僚的に管理されたり、また利潤追求の対象として市場的な条件によって左右されてはならない。社会的共通資本の各部門は、職業的専門家によって、専門的知見にもとづき、職業的規範にしたがって管理・維持されなければならない。(『社会的共通資本』、P.5)

 

で、このあと氏は、社会的共通資本をこう定義する。

 

 社会的共通資本は自然環境、社会的インフラストラクチャー、制度資本の三つの大きな範疇にわけて考えることができる。自然環境は、大気、水、森林、河川、湖沼、海洋、沿岸湿地帯、土壌などである。社会的インフラストラクチャーは、道路、交通機関、上下水道、電力・ガスなど、ふつう社会資本とよばれているものである。なお、社会資本というとき、その土木工学的側面が強調されすぎるので、ここではあえて、社会的インフラストラクチャーといことにしたい。制度資本は、教育、医療、金融、司法、行政などの制度をひろい意味での資本と考えようとするものである。(P.5)

 

今朝、ニュースで訃報を聞き、

がさごそと本棚を探し、

(といっても私的ランキングが高い本は、いつでも読み返すことができるように、すぐわかるところに置いてある)

そそくさとこの部分を読み返してみた。

制度資本(特に教育)において、まさに的を射た指摘だな、と思いつつ、

TVニュースに触発された突発的なつかの間の読書で、

足らなくなってしまった出勤前の時間を取り戻すため、

カレーパウダーをふりかけた納豆メシをかきこむ朝。



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