答えは現場にあり!技術屋日記

「三方良しの公共事業」をモットーに、辺境の高知のそのまた辺境から、土木技術者のオジさんが泣き笑いの日々を届けます。

平成26年度優良建設工事施工者表彰

2014年08月05日 | 土木の仕事

                                                                      高知県ホームページ「土木部建設検査課」より 

 

平成26年度優良建設工事施工者表彰の応募受付が、18日から始まるようだ。

また今年もエントリーする資格があることに、とりあえずは感謝なのである。


だが、その応募要領の中身といえば、今年度からなんやらかんやらと変更点があり、

そのなかの最たるものは、

1社につき1工事のみのエントリーしかできなくなったことと、

てっぺん(知事賞)の数が「10件程度」から「5件程度」になったこと。

(ということはイコール、優良建設工事表彰が「20件程度」から「15件程度」になった)

つまり、より狭き門になったと、そういうことである。

かてて加えて、たとえばPR文の応募様式なども、従来ほどはフリーでなく、

どれもこれもが、少なくとも今の当社にとっては、追い風といえるようなものではない。

だがそんなことをツラツラあげつらってグチグチ言ってもしかたない。

その都度その都度で、制度の改変に対応していかなければ勝ち残れないのはいつものこと。

制度が変わることが有利に働くか不利になるか、それはその場そのときで異なるのだし、

いっときアドバンテージがなくなったとしても、それはそれ。

どちらにしても高速道路の大渋滞は起こる。

そのときに、正面突破を図るか、スルリと脇をすり抜けて別の道を行くか。

それはそのときに選べばいいことである。

(あ、思わずパクっちゃいました、出典はこれです)


 

・・・目の前に高速道路が広がっているのだから、とにかく行けるところまで突っ走ってみよう。そして仮に大渋滞に差し掛かったら、その専門をさらに突き詰めて大渋滞を抜けようとするか(「高く険しい道」)、そこで高速道路を降りて、身につけた専門性を活かしつつも個としての総合力をもっと活かした柔軟な生き方をするか(道標もなく人道がついていない山中を行くという意味で「けものみち」と呼ぶ)、そのときに選べばいいじゃないか。

(『ウェブ時代をゆく-いかに働き、いかに学ぶか』、梅田望夫、P.101)


さて、そういう私、これまでにこの改変に対しての意見を表明する機会を何度か与えられている。

もちろん正面切って反対をした。

だが、吹けば飛ぶよな私ごときが足掻いたところで、(たぶん)単なる参考意見の枠を出るものではないのも事実である。


だがひとつだけ、返すがえすも残念なのは、施工者のプレゼンテーションによる2次審査がなくなったという事実。

そして悔しくてならないのは、それが、漏れ聞くところによると施工業者へのアンケート結果「も」反映した結果、

つまり表彰される側の相当数が、「あんな余計なもの」と拒否している(とかいないとか)のがその根拠になっているらしいということ。

いわば高知システムとでもいうべきこの審査方法は、

県外で同業に従事する私の友人知人の誰もがうらやましがるものだっただけに、

それを自ら手放すという行為は、

間違いなく高知県優良建設工事施工者表彰の「退化」につながると私は思う。

そして、「吹けば飛ぶよな私ごときが・・・」という前言を翻すようだが、

これからもこの件については、折にふれて発言していきたいと思う。

なぜならば、それが県内業者のレベルアップもしくは意識向上につながってきたという確信が、私にはあるからである。

一例を挙げれば、私たちがあの場へ参加し始めた8年前には、

「地域」とか「住民」とかいうキーワードなど、ほとんど見当たらなかったのが、

昨年などは、発表者の半数以上がそのことに言及していたという事実がある。

そしてそれは、公開の場で、現場の人間自らがプレゼンテーションする(自らの現場を語る)ということの積み重ねが、

審査されるほうへの参加者のみならず、

来年はオレが、という密かな思いを抱きつつ壇上を見ている彼彼女らを巻き込んで、

醸成されていったものだと私は信じている。

それらをもってしても、現にそこにある確かな成果なのである。

であれば、足掻いていればまた復活する可能性もないではないと、そうも思うのである。

 

と、それはひとまずおいといて、ま、さしあたっては我と我が身のこと。

本日、当社からエントリーする工事ひとつを、対象となる6件の中から厳正(?)な審査で決定。

8年連続表彰に向けて、ちょっくらがんばってみようかと思っている。

 

 

 

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