答えは現場にあり!技術屋日記

「三方良しの公共事業」をモットーに、辺境の高知のそのまた辺境から、土木技術者のオジさんが泣き笑いの日々を届けます。

歯を研ぐ

2014年07月13日 | 食う(もしくは)呑む

先日、あるかたと一献やっているとき、

先方より出た聞き慣れない言葉ひとつ。

「歯を研ぐ」

「ん?牙を研ぐとはいうが、歯を研ぐとはまた珍しい言い回しやな」

と内心そう思いつつ、問い直しすることなく話しをそのまま進め、いつしか別の話題に。

なんだか気になって仕方がない私は、家に帰るとすぐさま検索した。

「歯を研ぐ」

ヒットした言葉は、「刃を研ぐ」

「そうやわな、歯は研がんわな」と苦笑する。

その場で訊けばなんということはないのだが、

酒の席ではことほどさように、わからない言葉の意味を問い直さず話しをそのまま進めてしまうことはよくある。

たいていの場合、前後の文脈からなんとはなしに意味がわかってしまうからである。

わからない場合は、「ふんふん」と聞いておき、どうしても気がすまなければあとで調べれば済むことだ。

それがいいのか悪いのか、といえば良くはないのかもしれないが、

わからないからといって、いちいち何でもかでも聞き直していたら、流れを遮断してしまう。

酒席ではテンポやリズムのほうがよっぽど大切な場合が、往々にしてあるのだ。

 

その一方で、これに遡ること一週間ほど前、別のかたたちとの一献。

私を含めた3人での会話はまったく様相が違った。

私以外のお二人が前提とする常識としての言葉を、私がまったくわからない、あるいはよく理解できなくて、

早い話がチンプンカンプンな場面が何度もあったのである。

訊けばいいじゃないかと思われるだろうが、

それもそれで、ことと場合によりけりだ。

そうしたおかげでグルーヴするはずだった会話が、一挙に幼稚な話しにレベルダウンしてしまう可能性が高いからである。

私が会話の中心で、他のかたがレクチャーするという展開ならばそれはそれでも良いのだろうが、

そうでない場合はチト考えもんなのだ。


ん?いったい何の話?

いやいや、ことほどさように酒を呑むのは楽しいと、

上等の会話があればなお楽しいと、そういうことである。

そして「上等の会話」に必要かつ十分な条件とは、仕事のことであれなんであれ、

ひとえにその会話がグルーヴすること。

そのうえで、会話に優る酒肴はないと、

そういう話なのである。

 

 

 

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