答えは現場にあり!技術屋日記

「三方良しの公共事業」をモットーに、辺境の高知のそのまた辺境から、土木技術者のオジさんが泣き笑いの日々を届けます。

「先読みしてやる」という繰り返し

2014年03月27日 | CCPM

今年度はいつになく、土壇場に完成検査ラッシュ。

そんなある日、いつものように現場担当者の後ろにすわり、せっせとメモをとる私。

ボソリと検査員がつぶやいた言葉に、はっと顔をあげたそのあとすぐ、ニンマリとしてしまったのである。

 

何かが起こってから対処するのではなく、先を見越して工程の見直しをするというのはけっこう珍しい。

未来を見越せるということは能力がある証です。

 

思わず、来し方をふりかえり、じ~んと来てしまった私。

と、すぐ我に返り、メモしたくだんの言葉を読み返す。

何よりこの言葉の主さんが凄いのは、私たちを評価する側の人の多くは、「予定どおり」工事が進むことを評価するのに対して、計画を修正しながら工事を進めていることを評価しているところ。

そのうえで、(何かが起こった)結果に対処しての見直しではなく(起こりそうな何かへの)先読みによる見直しだから良いのだと言うところ。

ということは、この場合の「未来を見越せる」というのはつまり、字義通り「未来を見通せる」という意味などではなく、「先読みをしながら工事を進める」という仕事の仕方を指して言っているのである。

 

そんなありがたい言葉をいただいたからといって、それがそのまま個々人の実力の評価だとは思ってもいないし、実際にはまだまだ・・・、というのが正直なところ。

だが少なくとも、私(たち)がCCPM(クリティカルチェーン・プロジェクト・マネジメント)をメインの武器として、日々行ってきた、またこれからもやろうとしていこうとしていることへの、ささやかなお墨付きにはなった。

「先読み」して「やる」、そして「ふりかえり」「気づき」、また「先読み」して「やる」。

私たちの工程管理は、そういうものなのであり、

その繰り返しを行うことで、腹に入れる。つまり、身体に落としこんでいこうとしている。

「能力がある」という評価は、そういう積み重ねに対してだと、私は勝手にそう受け取ったのである。

 

そうなのだ。その能力をつけてもらいたいがための悪戦苦闘七転八倒の過去。

そして現在進行形のアレヤコレヤにナンダカンダ。

それらを思うと、なんだか無性にうれしいのである。

 


 

  ↑↑ クリックすると現場情報ブログにジャンプします

 

           

            有限会社礒部組が現場情報を発信中です

 

     

    発注者(行政)と受注者(企業)がチームワークで、住民のために工事を行う。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加