答えは現場にあり!技術屋日記

「三方良しの公共事業」をモットーに、辺境の高知のそのまた辺境から、土木技術者のオジさんが泣き笑いの日々を届けます。

高知県建設業活性化プラン

2014年02月21日 | 土木の仕事

 

先週、『高知県建設業活性化プラン~建設業の新たな展開を目指して~』が発表された。

その柱は3本。

 

◎急がれる南海トラフ地震対策や社会資本整備を進めるため、資材価格の高騰や技術者不足により急増している入札不調・不落への対策を行います。

◎厳しい経営環境にある建設業界に対し、新たな展開を目指して技術力や経営力の向上に向けた積極的なサポートを行います。

◎県民の皆さまに信頼される建設業界となるよう、さらなるコンプライアンスの確率を目指します。


これがどのような展開になり、どのような影響を私と私の環境に及ぼすのか、実際のところよくわからないし、

そのなかで、私自身がどういうふうに動けばいいのかも、今のところよくわからない。

基本的に期待はしているが、「過度に」先走りして燥ごうとも思わない。

どっちにせよ、私たちは「水槽の中の金魚」(※)。

政策や施策によって、身の処し方は変わるのである。

だが、そこにモノづくりという普遍で不変な行為を伴うというところに、決定的に私たちの強みがある。

「三方良しの公共事業」の旗振り役たるロマンチストの私と、企業の生き残りをかけた冷徹なリアリストとしての私。そして何よりも、辺境のシビルエンジニアとして日々を生きる私。

その多面性の相互リンクのなかで平衡を保ちつつ、

「答えは現場にあり!」ということだけは忘れぬようにと、そう思う。

 

P.S.

「あらどうしたの?えらく冷めてるやんか」

という声が、アチラコチラから聞こえてきそうですが、

だいじょうぶ!

内なる心はメラメラと燃え盛っておりまするので、

おのおの方、ご心配なされませぬよう (^^)v

 


 ※金魚論(桃知利男)

この業界をめぐる問題は、「中小建設業はまるで水槽の金魚のようなものだ」という比喩で表現できるでしょう。水槽の中の金魚は野生の魚のように自ら餌をみつけようとすることはありません。いつも天上(水面の上)から降ってくる餌をじっとまっているだけです。

今日ありつける餌があるのかないのか、多いのか少ないのかは、自らの意志の及ぶところではありません。せいぜいできることといえば、ご主人様(餌を与えてくれる人)に嫌われないように時々なにかしらのご機嫌伺いをすることぐらいです。それから、同居しているほかの金魚に嫌われない、いじめられないというのも大事なことでしょう。餌をめぐる余計な争いはなるべくならしたくはないものです。

傍目からみれば、なんともお気楽な世界で暮らしているように思われますが、しかし、これは恐ろしい物語と同居していることでもあるのです。つまり、「餌はいつまで続くのだろう」という不安が首をもたげてきた時、だれもが疑わなかったこの世界の永遠性は静かに崩壊をはじめるのです。

(『桃論~中小建設業IT化サバイバル論』Lesson1 本書の立場(1) ー金魚論、より)

 

 

 

 

12年前に発刊されたこの名著、

「だれもが疑わなかったこの世界の永遠性は静かに崩壊をはじめるのです」

という言葉が現実になった今、

誠に残念ながら既に絶版である。

替りに、といってはなんだが、Webサイトで(途中まで)読める。

http://www.momoti.com/momoron/

興味のある方はぜひ。

「公共建設工事という業界」の人ならば必読の書だと、私は思う。

 

 

 

  ↑↑ クリックすると現場情報ブログにジャンプします

 

           

            有限会社礒部組が現場情報を発信中です

 

     

    発注者(行政)と受注者(企業)がチームワークで、住民のために工事を行う。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加