答えは現場にあり!技術屋日記

「三方良しの公共事業」をモットーに、辺境の高知のそのまた辺境から、土木技術者のオジさんが泣き笑いの日々を届けます。

反省

2014年01月10日 | 土木の仕事

(2012年6月20日『答えは現場にあり!技術屋日記』より)

 

【下流の矜持】

 

「だから図面のとおり仕事すりゃあイイってもんじゃないと言ってるだろう?」

と結果論で意見する私も、なんだかなあではある。

まったく見たことがない図面ではないのだし、当初計画の工程は一緒に組んでいるし、連絡も報告も相談も受けている。

なにより、何度となく現場へも足を運んでいるのではないか。

同罪と言っていいだろう。

それでもその同罪を引き受けたうえであえて言うのは、「オレが言わなきゃ誰が言う」と思っているからだ。

公共建設工事の上流側(設計業者、発注者)から流れてきたものが、間違っている場合は当然として、その他、現地にフィットしない、また機能的にみて工事の目的を果たせない場合、

それを正すのは私たち施工業者の役目である。

発注者が聞き入れてくれないということは多々ある。

そんな時の施工業者の立場なんてものは、吹けば飛ぶよなナントカみたいなもんで、深い失望感に襲われたことだって数しれない。

だけど、もとい、「だから」言う。

「図面のとおり仕事すりゃあイイってもんじゃない」のだ (^_-)-☆


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いやあ、かつてこんなエラそうなことを書いときながら、

そしてこれはまごうことなき予てよりの私の持論でありながら、

恥ずかしいことこのうえない。

気づいていながら、「まあええか」と見過ごそうとしたのである。

「矜持」だなぞとはチャンチャラおかしい。

今回の場合、(いわゆる)上流のミスではない。

一定の根拠があって設計されていることである。

だが、その設計図書を鵜呑みにせず、現場の状況と照らしあわせた判断をしなければいけないのが、私たち施工業者の役目なのだ。

にもかかわらず「まあええか」。

どう考えても私が間違いである。

結果ではなく、そのプロセスと臨む姿勢において間違いである。

反省。

そう気づいた途端、赤くなったり青くなったりするボウズ頭、なのである。

 

 

 

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