答えは現場にあり!技術屋日記

「三方良しの公共事業」をモットーに、辺境の高知のそのまた辺境から、土木技術者のオジさんが泣き笑いの日々を届けます。

4D

2014年01月06日 | オヤジの「ゆる~いCIM」修業

遡ること9日前の2013年仕事納めの日。

私を含め3名でとある現場の工程会議をやっていたのである。

 

 

 

作業(タスク)を付箋に書き出した後、Being Project CCPMを使い、

PC上で各作業をゴールから順番につなげていく。

個人個人で若干の差(私は頭に浮かんだタスクをダイレクトにつなげていきます)はあるものの、

ここまでは礒部組スタンダード。

 

 

スケッチアップProで描いた3Dモデル。

正直なところこれは、まだまだスタンダードとまではいえないが、私としては徐々に浸透していってほしい仕事のやり方。

今回はとり急ぎ、3次元で「見える化」しないと理解しにくい部分だけモデリングをしてもらったものである。

工程組みが始まった冒頭、2~3のポイントを質問した後は、

あとの2人の会話を聴きながら、「じっと我慢の子」を決め込んでいた私だが、

ある時点からは、「ほほ~」と感心しつつそのやり方に引き込まれ、

思わず身を乗り出して「ふむふむなるほどネ」と心の中で頷く。

 

 

3Dモデルをソフトの中で解体し始めたからである。

「解体」といってもプレビューするかしないかだけの表示上のことであり、実際に消し去っているわけではないのだが、

解体しては造り、造っては解体し、ああでもないこうでもないと順序を変えながら、3Dモデルで検討し、かつ、それをCCPMのネットワーク工程表に反映させていく。

つまり彼らは、3次元に時間軸を加えた3Dモデルで工程を組み立てている(=施工計画の立案)、とこういうわけなのだ。

X軸とY軸で2D。

それにZ軸(高さ)を加えると立体、つまり3D。

さらにプラスすること時間軸、で4D。

時間軸が加わることでそれは、今ある武器、すなわちクリティカルチェーン・プロジェクト・マネジメント(CCPM)と相互リンクして、ワンランクアップした仕事のやり方となる可能性を秘めていると共に、技術力や感性、理解力その他もろもろの個人差による齟齬を少なくして、より良いコミュニケーションにつながる。

 

「う~ん、やるやんかコイツら」

と内心で唸りつつ、

「イカンイカン、今日はじっと我慢の子」

とダンマリを決めこむ私。

今から思えばたぶんその顔は、ニタニタニタニタしていたのだろうと思う。

いや間違いなく、ニタニタしていたのである (^^)

 

工事の手順とCIMモデルを関連付け、3Dと時間軸を合わせた4Dで”見える化”するのが施工シュミレーションです。施工計画や工程管理のほか、重機や資材の搬入路の確認、近隣住民などへの工事の説明など、幅広い用途があります。(『CIMが2時間でわかる本』家入龍太、日経BP社、P.116)

 

CIMが2時間でわかる本
家入龍太
日経BP社

 

 

 

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