答えは現場にあり!技術屋日記

「三方良しの公共事業」をモットーに、辺境の高知のそのまた辺境から、土木技術者のオジさんが泣き笑いの日々を届けます。

8年目

2013年12月08日 | CCPM

先日、京都から会いに来てくれた客人に、こう訊かれたのだ。

「仕事をしていて何が喜びですか?」

ひょっとしたら彼のかたは、「楽しい」とか「面白い」とかそういう言葉を使ったのかもしれないが、

とにかく、そういう趣旨のことを尋ねられた私は、それほど考える間もなく、こんなふうに答えた。

 

 それぞれの工事をやり繰りしていく中で、

 兵力を分散させたり集中投入したり、

 あるいは現場の取っ掛かりをめちゃめちゃスピーディーにしたり、

 かと思えば、むやみやたらと慌てずに、頃合いを見計らってリリースしたり、

 優先順位を考えながら段取りをする。

 そんなこんなが何ヶ月か先にピタッとはまった時、

 私は独り「どんなもんだい!」と快哉を叫ぶのです。

 自己満足ですがね。


ひょっとしたら、いや間違いなく、こんな語彙を使って喋ってはいない。

だが、伝えたかったのはそういうことである。

思い起こしてみれば、現場でガンガンやっている頃も、「構造物をつくる」ことより、どちらかと言えば「段取り系」のほうに達成感を見出すタイプであった。

格好良くいえばプロジェクトマネジメントに、である。

してみれば、元々私の脳みそあるいは身体の嗜好は、CCPM(クリティカルチェーン・プロジェクト・マネジメント)向きに出来ていたのかもしれない。


2ヶ月ほど前、県職員OBとの会話

じっくりと話しをするのは初めての方である。


 「そりゃもちろんアンタの努力はあったやろうけど、

 今から思えば、あの頃のアンタのとこの会社の状態とか社員さんの構成とか、

 色んなものが上手く重なりあって、結局は運がよかったと思うわけよ」

 

間髪を入れず私は、

「おっしゃるとおり。じつは私もそう思っています」

と答えたが、こうとも言えるだろう。


フランソワ・ラブレーいわく、

 

 チャンスは前頭(まえがしら)だけに毛髪(かみのけ)があり、

 後頭(うしろあたま)ははげている。

 もしこれに出あったら前髪を捕らえよ。

 一度逃したら、神様でもこれを捕らえることはできぬ。


それをして竹内まりやは、

 

 Oh チャンスの神様は前髪しかないから

 通り過ぎたら手に入れることは無理よ


 Take your chance!

   Make your choice!

 

と歌った。

 


2006年12月6日、私がCCPMと出会った日。

今の私はといえば、前頭にも後頭にも毛髪(かみのけ)はなく、頭頂ははげている。

7年と2日、経った。

気がつけば、8年目である。

 

 

 

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