答えは現場にあり!技術屋日記

「三方良しの公共事業」をモットーに、辺境の高知のそのまた辺境から、土木技術者のオジさんが泣き笑いの日々を届けます。

道は、つながるからこそ道である。

2013年08月20日 | 土木の仕事

 

林道西谷朝日出線開通式。

午後から休みをもらって、太鼓打ちとしての参加である。

北川村と馬路村はお隣さんであり、迂回する県道安田東洋線でつながってはいるものの、直接つなぐ道はなかった、に等しい。

着工から三十有余年。総工費約36億円。たかが「林道」というなかれ。立派なものである。

何より、「つながる」ということに意義がある。

道は、つながるからこそ道である。

つながらなければ道ではない。

ジンメルいわく、

 

道づくりはいわば人間固有の作業のひとつである。

動物もたえず、そしてしばしば驚くべきたくみさと至難のわざとをもって、距離を克服している。しかしこの距離の始点と終点とはついに結合されることがない。動物は道の奇跡、すなわち、運動を凝結させてその開始と終結とをふたつながらに含む固定像をかたちづくる、という奇跡を生みださない。

(『ジンメル著作集12(全12巻)』酒田健一、熊沢義宣、杉野正、居安正 白水社)


なのである。

 

いつもいつでもこの、「道がつながる」という場所に立つと、おのずからテンションが上ってしまう私。

一曲目半ばで酸欠状態になり、後半はバチを振るのが精一杯という有り様。

なんともザマアないのだが、なんとか倒れずに叩ききったことで勘弁してやろう。

せっかく道がつながった式典の日に、我が身をもってその効果を示したのではシャレにならんのだもの、ネ。

 

 

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