答えは現場にあり!技術屋日記

「三方良しの公共事業」をモットーに、辺境の高知のそのまた辺境から、土木技術者のオジさんが泣き笑いの日々を届けます。

今日は性根を入れて、『プラグマティズムの作法~閉塞感を打ち破る思考の習慣』(藤井聡)を読む

2013年05月06日 | 読む(たまに)観る

 

プラグマティズムの作法 ~閉塞感を打ち破る思考の習慣 (生きる技術! 叢書)
藤井聡
技術評論社

 

で、『プラグマティズムの作法~閉塞感を打ち破る思考の習慣』(藤井聡、技術評論社)である。

 

ある対象の概念を明晰にとらえようとするならば、その対象がどんな効果を、しかも行動に関係があるかも知れないと考えられるような効果を及ぼすと考えられるか、ということをよく考察せよ。そうすれば、こうした効果についての概念は、その対象についての概念と一致する。(P.036)

 

と、これが、19世紀のアメリカの哲学者チャールズ・サンダーズ・バースによって提唱された「プラグマティズムの格率」なのだが、

そう言われても何のことか、ワシャさっぱりわからんよ、なのであるし、紹介する藤井さん自身も「あまりの難解さ」だと認めている。

だが、ひと通り読了した今、ぼんやりとではあるが掴めかけたような気がするのは、(たぶん)藤井さんのわかりやすい説明のおかげなのだろうと思う私は、これが5冊目の藤井本だ。

これまでは、読んだその都度書いてきたように、その主張するところの多くに同意するわりには、どこかで「ざわざわ」として不安定な心持ちで読み終えていて、思うにそれは「威勢のよさ」とか「勇ましさ」とでもいうようなところを、私の身体が、とどのつまりで腹に入れることを拒否していたということなのだろう。

だが今回は、その主張するところが私の心を動かしたのはもちろんながら、(たぶん)抑制されたその筆致のせいで、心地よく腑に落ちてきて、ただ今現在、いい本に出会ったうれしさが身体中を包んでいる。

そんな今日はゴールデンウィーク最終日。何をするにせよ、いい締めくくりは全体をして充実したものにしてくれる。ラッキーなことこのうえないのである。

 

で、肝心のプラグマティズムの作法。

私なんぞが説明したって説明しきれるものではなく、興味のあるかたは(ぜひ)読んでみてくださいね、としか言えないのだが、

肝のところを一つだけ紹介しておくとする。

 

 一つに、何事に取り組むにしても、その取り組みには一体どういう目的があるのかをいつも見失わないようにする。

 二つに、その目的が、お天道様に対して恥ずかしくないものなのかどうかを、常に問い続けるようにする。

 この二つを常に心がけながら、日々の暮らしと仕事に従事し、生きていくという作法、それが「プラグマティズムの作法」と呼ぶことができるものなのです。(P.134~135)

 

ダメだ。これだけではやはりダメなのだ。

やはり、興味のあるかたは(ぜひ)読んでみてくださいね、なのである。

(という私自身、少なくとももう一度は、読まねばならぬと、そう思っているのだがネ)

 

 

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