答えは現場にあり!技術屋日記

「三方良しの公共事業」をモットーに、辺境の高知のそのまた辺境から、土木技術者のオジさんが泣き笑いの日々を届けます。

渓間にて(転記)

2013年03月21日 | 土木の仕事

今日は趣向を変えて、『土木のしごとー(有)礒部組現場情報』から丸ごと転記してしまうことにした。

けっしてネタがないからではない(少しある)。

あちらとコチラを、両方読んでくださっているという奇特なかたがいらっしゃったら、ゴメンナサイと謝って、

「長いことやってりゃあ、こんな手もあっていいわな」と開き直る。

では。

 

 

渓間にて』(2013.3.21 礒部組現場情報より)

 http://blog.goo.ne.jp/isobe-genba/e/c46258a4721036b85976f6183452d63d

 

 

 

1年1ヶ月の長丁場となった工事もやっと終わり。

先日、社内検査のため現場へ行ってみると、

すっかり谷川に戻っていました。

元と違うのは、土石流で荒れ果てた渓にすっくと立つコンクリートの塊。

治山ダムの存在です。

この先、たぶんここを訪れる人は滅多にいないと思います。

人知れずたたずむこのえん堤の存在は、多くの人が知らないまま時は過ぎて行くでしょう。

 

「地域のかたに、ありがとうと言ってもらう」

それぞれの工事に着手した時、我が社では「工事の目的」を決めます。

もっともポピュラーなのが、上記のように、「ありがとう」と言ってもらえるような仕事をしよう、というものです。

しかしこの現場では、その言葉は選択しませんでした。

地域の人々の生活からは離れたところ(場所的にも感覚的にも)で工事が進んでいくのですから、「地元からの感謝」をもらうのは、現実として難しいだろうと。

 

プロフェッショナルである私たちでさえ、いつも通る道や渡る橋といった、出来上がって喜ばれ使ってもらって喜ばれ、という土木構造物にばかり目を奪われがちです。

ですが、ひと目にはつかないけれど、こうやって立派に世の中の役に立っているモノも、「土木のしごと」には数多くあるのです。


完成検査は3月25日。

相次ぐ崩落など様々な困難を乗り越えて、いよいよゴールです。

そしてそのゴールは、「治山ダム」という役目の始まりでもあるのです。


そうそう、この現場の「工事の目的」(のメイン)はこんなのでした。

「地域住民の生活を災害から守る」

ご苦労さまでした。

(といいながら、私がいっぱいダメ出しをしたせいで、資料の修正に追われる担当さんたち...^^;)

(宮内)


 

 

 

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