答えは現場にあり!技術屋日記

「三方良しの公共事業」をモットーに、辺境の高知のそのまた辺境から、土木技術者のオジさんが泣き笑いの日々を届けます。

Big Picture(=大きな見通し)

2013年02月21日 | 三方良しの公共事業

官僚機構のトップを経験した人の、その後の人生というやつがどんなかなど、辺境の土木屋が思いも至らぬことなのだし、思いを至らしたことなどもない。

事ほど左様に、それは私にとって、かけ離れた世界である。

そんな元国土交通省事務次官で現芝浦工大教授の谷口博昭さんが、三方良しの公共事業改革推進カンファレンスin大阪にて語った言葉の数々。

スゴイなこの人、とそう思った。

そういえば、現国交省事務次官の佐藤直良さんの話しを、2年近く前、三方良し公共事業推進研究会で聴かせていただき、感激したことがある。

「感激」といってもそれは、おエライさんの話を「へへ~有り難く頂戴いたします」という類の感激ではないし、だいいち私は、そういう類の人間でもない。

ではどういう類のそれなのかというと、一国の看板たる巨大省庁のトップになる人というものは、やっぱり違うもんだわという、多分にミーハーな感激である。

「なんや結局ソレかいな」と思うなかれ。そこはそれ、素直に驚く時は驚かないと、55年も生きてきた値打ちがない。

私なりに解釈すると、注目すべきは、事務次官にまでなる人間は極々希少なその中で、国土交通省のそれは、モノづくりを原点に持っているという意味で、チト違うのではないかと、そういうこと。

要は、官僚の親玉だから悪の権化なのだという、ステレオタイプで人を評価するほどバカなことはない、と「越後屋の番頭」たる私はそう思うのである。

もちろんだからといって、同じ意味で誰もかれもが「スゴイ」とは限らないのだろうが、少なくともこのお二方は、優れた知見の持ち主だと私は思う。

さて、谷口教授の話し。断片的になるが、キーワードを私のメモから拾いだしてみる。

 

 Big Picture = 大きな見通し

 自立と共生

 パートナーシップ

 足の引っ張り合いをしない

 ガイドラインは国が決めないといけない

 公共事業は、施設というイメージから脱却

  パブリックサービスという位置づけ

 築土構木の原点に戻る

  都市環境・生活環境の向上に寄与する公共事業

 住民になんのメリットがあるかを、わかりやすく説明できるか

  将来の安心のため、ではダメ

   信用されてないから

 共有する「場」が必要

 プロフェッショナルはストーリーで伝える

   そのためのツールはなんでもよい

 

貼ったレッテルを変えようとしないマスコミや、公共事業を信用してない国民に対して、ビッグピクチャー(=大きな見通し) を持って相対して行こうと、

そう語る谷口さんの論調から、ある種の爽やかさを感じた私なのだった。


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書き進むうちに、あれもコレもと書き連ねたくなり、どうにも止まらず今日で6日目。

これにて三方良しの公共事業改革推進カンファレンスin大阪の聴講記を終了したいと思う(ホンマか?)

でわまた(書いたらごめんネ)。



 

       

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