答えは現場にあり!技術屋日記

「三方良しの公共事業」をモットーに、辺境の高知のそのまた辺境から、土木技術者のオジさんが泣き笑いの日々を届けます。

朋有り遠方より来たる、また楽しからずや

2012年10月25日 | 三方良しの公共事業

沖縄から建設寺子屋さんが来ると聞きつけ、話を肴に一献としゃれこんだ。

彼の人のことを知ったのは(たぶん)4~5年前、「設計照査」で検索していたのか、はたまた「工事成績アップ」という検索ワードであちこちしていたのか、今となっては定かではないのだが、ウロウロするうちにたどり着いたのが、

『建設寺子屋~中小建設会社の技術者と共に築く~建設淘汰の時代を勝ち残れ』http://w01.tp1.jp/~a282084281/

そのサイトの情報量の多さに驚き、感激したのを覚えている。

なかでも私の目をひいたのは次の一文。

 

最近、設計図書の照査範囲について、請負業者の方から相談を受けることがあります。私自身、設計者や発注者が、照査しているものを同様の方法で、請負者が照査することは、過度な負担となり、工事に対するメリットにはなりにくいと考えていました。

しかし。設計者、発注者、施工者の三者が、協力し合って、良質で、低コストな公共物を、国民に提供することは、三者が行うべき指名です。つまり、上流側の設計者のミスをそのままにして、施工してしまうことは、施工者としての指名を果たしていないといえます。プロの技術者として失格です。

(『請負者が実施する設計照査』http://w01.tp1.jp/~a282084281/upmain.htmlより)

 

そこに書かれているのは、まさに、それまで私が漠然と思っていたことであり(「低コストな」という部分には同意しかねるが)、

それを明らかにしてくれた文章に、我が意を得たりと勇気を得たとともに、「プロの技術者として失格です」との結論にいたっては、

「世の中には意識の高い同業者がいるもんだなあ」と舌を巻いたものである。

そのかたと始めて酒を酌み交わしたのは3年前の沖縄。そしてきのうが3度目。

ところは高知の城下、「朋有り遠方より来たる、また楽しからずや」(孔子)な夜は更けていったのだ。

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