知り合いの県外業者さんからメールが届く。
激震の高知県建設業界のことは全国ニュースで配信されていて、当方の身を案じてくれている。ありがたいことだ。
その内容はともかくとして、彼のアドレス帳に登録されているであろうその宛先名を見て、思わず苦笑いする。
社名と名字の間に”激熱!!”と入っていたのである。
他人さまはどう思っているかは知らないが、私、なるだけ「熱さ」を押し隠すように努めている。
そんな私をして”激熱”などと表現してくれるかたがいるということは、それはそれでありがたいことなのだが、まだまだ修行不足だなと、そう思う。
ま、いいか。死んだ親父は自らを指してこう言っていた。
「せっかく貼ってもらったレッテルならば、レッテルどおりに生きるのが筋だ」
なにが「筋」だかよくわからない理屈だが、いかにも「いごっそう」的なその言葉の是非は別として、
せいぜい「熱苦しく」ならないように気をつけて、これからも生きて行こう。
(って何をいまさら?)