答えは現場にあり!技術屋日記

「三方良しの公共事業」をモットーに、辺境の高知のそのまた辺境から、土木技術者のオジさんが泣き笑いの日々を届けます。

ナビ

2012年08月16日 | ちょっと考えたこと

カーナビは?

と問われれば、即座におのれのボウズ頭を指差して、「ここ」と答える私の自家用車には、カーナビがついてない。

それほどの昔から乗っているかといえば、たしかに古いクルマではあるが、その時代、間違いなくカーナビは普及していた(たぶん)のであって、オプションだったのをいいことに、私が載せなかっただけのことである。

理由は、「野生の勘が鈍るから」。

「野生の勘」といえば大げさかもしれないが、私は本気でそう思っていたし、今でもそう思っている。つまり、五感というやつである。

そんな私のやり方を大きく変化させた今回の東北行。

知らない地、知っていたけれど(行き方を)忘れてしまった地、をあっちこっちと巡ってはきたのだけれど、今までと大きく違うのは、その頼りとなる水先案内人が地図ではなく、女房殿のスマートフォンだったということである。

たとえば、

牛たん炭焼き利久東口本店

と彼女が声をかければ、相棒たるスマホがその行先を、これまた音声で示してくれるという按配で、それは今の時代では珍しくもなんともないのだろうが、

その行為をその度に、「どこでもドア」と苦笑しつつ私はその一方で重宝させてもらった。

しかし最終日、女房殿をオペレーターに指名し私がパイロットというキャスティングで、東京に住む娘のところへ車で行くという、ある意味(私たちにとって)暴挙に挑戦した私たちがアテにしたのは、事前にリサーチし印刷をしておいた地図と、私の経験と勘。

予想どおり、これが私にはもっともしっくりくる方法で、ピタリとはまったときた日には、快感以外の何ものでもなく、わからなくてウロウロしたことなどキレイすっぱり水に流して、

「やっぱり野生の勘やな」

などとうそぶく私は、結局のところどこまでいってもアナロジカルなオヤジ。

いつになってもいつまでも、根元のところの五感を大切にせねばいかんな、と思うのだ。

 

 

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