答えは現場にあり!技術屋日記

「三方良しの公共事業」をモットーに、辺境の高知のそのまた辺境から、土木技術者のオジさんが泣き笑いの日々を届けます。

気休め

2012年03月13日 | 土木の仕事

林道が崩落した箇所に対策工を施す現場のそのちょうど真上。

 

 

こんな祠が。

地元の人に訊くと、貴船神社という名があるらしい。

たしか貴船神社というのは京都にある有名な神社の名前で、まさかこの祠がその貴船神社と関係あるとも思えないし、

その堂々とした名前のわりに御神体はないし、だいいち、見てのとおりの荒れ放題なのだ。

では、とばかりに掃除をし、祀り物を供えさせてもらった。

 

 

知ってのとおり私は、神仏を敬わない男である。

しかも、ご先祖様の墓さえめったに掃除したことがない私のことだ。

どうもやっつけ仕事このうえないのだが、荒れ放題よりはずい分とマシだろうと自分で自分を納得させた。

「気休め」に過ぎないと言われればそうかもしれない。

しかし、身体を張った私たちの仕事で、その中でも人の先に立たなければならない私がこういったことを行うのは、

「気休め」に過ぎないにしても大切なことだと思っている(思うようになったというべきだな)。

つまりそれは、私自身の「気休め」ではあるけれど、それより何より他の人にとっての「気休め」にもなるからである。

決まった神仏は敬わない私だが、なんだかわからないけれど霊的なこと(もの)がこの世にないとは思っていない。

今は見捨てられてしまったけれど、現にこうやって祠があるんだもの。

これに何かを託したか、もしくは何かの霊的な意味があったのか。なんにせよ、かつては何かの意味を持っていたはずである。

ま、そう思い立っただけのことではあるがネ。

 

 

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