答えは現場にあり!技術屋日記

「三方良しの公共事業」をモットーに、辺境の高知のそのまた辺境から、土木技術者のオジさんが泣き笑いの日々を届けます。

穴を掘る人

2012年01月29日 | 北川村

エルシャラカーニについてもう少し書いておきたい。

清和太一くんである。

いい人だなと思った。

芸人さんに対して「いい人」だなどというのが、褒め言葉なのかどうかは判らない。

その仕事に対しての評価でないことだけは確かである。

しかし私は、中学生たちを前にして、

「マジメに言います!」

と宣言して、少々顔をひきつらせながら語った彼の、その姿勢が好ましかったのだ。

(それをあえてマジメに受けなかった山本志郎くんも、己のキャラクターに「マジメ」という部分でイイネなのだが)

「ボクらは全然ダメですけど」と繰り返しつつ、いつか「ホンマの本気」を出すその時が来たその時は「ホンマの本気」を出してくれ、

とまあ、そういうふうに「ホンマの本気」で語る彼に、

「おいおいちょっと待たんかい、軽くいなしてこそ芸人じゃないかい」とそう思いながら私は、「イイではないか」と思うのだ。

そうしたリアクションが、芸人としてイイか悪いかといえば、良くはないのかもしれない。

だいいち、中学校の「生き方学び」講座などというものに彼らが出てくること自体に、「ビミョーやな」とも思う。

しかしである。それこそ張良と黄石公の逸話のごとく、受け取る(学ぶ)側が思い込みさえすれば、いつでもどこでも「学びは起動する」。

どこにだってネタは転がっているのだ。

そのことを知ってか知らずか(フツウそんな小難しいことは考えんだろうが)、生徒たちを前にして、ちゃんと己の実存をさらけ出そうとした彼の姿が、私はイイと思うのだ。

北川村長山出身の山本しろうくんを「町内会的」に「オモロイやんか」と言うのであれば、そこはそれ、太一くんもまた「オモロイやんか」と私は言ってあげたい。

エルシャラカーニ。

なんでも、太一くんの姉さんの婿さんの名前。エジプトで、「穴を掘る人」なんだそうな。

あらあらそうだったのネと頷く私は、「穴も掘る人」である。

ということは、「ご同業のよしみ」じゃないか。

応援しない手はないのである。 

 

 

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