答えは現場にあり!技術屋日記

「三方良しの公共事業」をモットーに、辺境の高知のそのまた辺境から、土木技術者のオジさんが泣き笑いの日々を届けます。

優先順位

2012年01月08日 | CCPM

新年早々の三連休である。

もちろんウチの会社は、おおかたの土建屋さんがそうであるように、そのなかの日曜日しか休みではないのだが、役所が休みだということには違いなく、取りも直さずそれは私にとって、年明けから追われっぱなしの形勢を、少しは挽回できるかなというチャンスなのである。

ということで、今日は連休中日。会社もまた休みだという、三連休のなかでもっとも条件の良い日である。こんな日に出勤しない手はない。とかなんとかいいながら、いつものように朝早く出なくていいことに甘え、ついつい遅めに出勤した私が目にしたのは、机に向かう技術屋さんたちの姿、つごう4名。

「スゴイですねえ」なんて軽口を叩く私には、愛想笑いもしてくれず、朝のあいさつを済ませると、皆さん黙々とそれぞれの業務をこなすのだった。

「はいはいオレも、お仕事お仕事」と机に向かう私のその前には、いつものホワイトボード。

「やらなければいけないこと」「やっていること」「次やること」「きまっていること」、を記入した付箋紙が、ところ狭しと貼られている。こいつで、「悪いマルチタスキング」を防ぐ。言い換えれば「タスクの交通整理」、も一つ言い換えれば「タスクの優先順位」をつけるためのものである。

しかし、一言で「優先順位」というが、今回のような顧客・・・発注者は「ホントのお客さんである住民」の手前の一次顧客、というのが私の位置づけ・・・との接点がない時間が続く場合は、それぞれのタスクにある程度の自由度があり・・・つまり、1日で終わるタスクがあるとすれば、あとの2日はフリーというような・・・、数字としての優先順位にこだわるよりも、頭の段取り替えをしないように「タスクの交通整理」をしたほうが良いことがある。

具体的にいうと、この3日で積算6件と設計変更1件と施工計画1件・・・どれも工事が小さいので数が多い・・・を完了させる予定の私の優先順位は、純粋な順番づけで行くと、積算2件→施工計画1件→積算2件→設計変更1件→積算2件となるのだが、頭の段取り替えをしないで済むように、積算を片っ端からやっつけることで仕事の流れをスムーズにする。

と、こんなふうに考えたりするわけだ。そしてその一方で、設計変更はそのほとんどを外注・・・誰か他の人に手伝ってもらう・・・、に出す、なんていうこともしたりする。

何のことを書いているか。そう、クリティカルチェーン・プロジェクト・マネジメント(CCPM)である。

CCPMを実践する以前は、漠然とやっていただろうこの「段取り」。CCPMを実践しだしてある程度たった時期からは、意識して出来るようになった。そしてその、いわゆる「デキる親方の常識」が、CCPMを実践するうちにロジックとして皆の腑に落ちていくというのが、私の描いた絵図であり、それは今でも間違っていないと信じている。

もちろん、世の中そうそう絵に描いた餅どおりに進むはずはなく、現にこうやって、この思いつきをブログに書く、てな作業を中に挟むことによって、実際にはおもいっきり「悪いマルチタスキング」をしている私がいたりするのだが、それでもだ。

私が「繰り返し語る」ことで、どこかでまた、そのことに気づいてくれる人が現れたら良いなと、書かずにおれるか、とばかり書いてしまう私なのである。

ましてやこの「三連休プロジェクト」。CCPM理論の肝心かなめたるプロジェクト全体の余裕(プロジェクトバッファ)は、最終日の夜に設定されているのだから、ナニヲカイワンヤなのであるが・・・。


(さあっ、お仕事お仕事)

 

 

 

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