答えは現場にあり!技術屋日記

「三方良しの公共事業」をモットーに、辺境の高知のそのまた辺境から、土木技術者のオジさんが泣き笑いの日々を届けます。

十津川村

2011年09月08日 | 土木の仕事

奈良県十津川村へは一度だけ行った。

あれやこれやと思い起こしてみると昭和56年のことだから、ちょうど30年前になる。

なんとまあ深い山だろうと、「山出し」だとはいえ、そんなに遠くないところに海がある地で育った私は、そう感じた。

それよりも何よりも、十津川郷に立ち、幕末の天誅組に思いをはせたことを覚えている。

そんな十津川村などを襲った今回の台風災害。

私もまた、台風12号で迷惑をこうむったひとりではあるが、そして、そのことによりけっこうなダメージを負ったのだが、彼の地の被災状況を見聴きするにつけ、「こんなものは大したことがないのだ」と思う。

「おかげ」といえば、あまりにも被害にあわれた方たちに失礼なのは承知。

が、しかし、誤解を恐れずに言わせてもらうと、「おかげ」で私自身は開き直れた。

私にしてみれば、所詮はテレビのなかの映像でしかないはずのあの土石流や地すべりが、水を含んだ土のどうしようもない重みとともにリアルなものとして感じるのである。実際に崩れる山や、うねる泥流を、ここのところ何度も何度も見続けた私の脳みそに響くのである。

私は私で自分の持ち場を一所懸命・・・、しかない。

 

 

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