答えは現場にあり!技術屋日記

「三方良しの公共事業」をモットーに、辺境の高知のそのまた辺境から、土木技術者のオジさんが泣き笑いの日々を届けます。

国道493号崩落現場から(北川村小島その3)

2011年07月29日 | 土木の仕事

 

 

2号仮設橋がかかる予定箇所。

下流側の崩落箇所(1号仮設橋)から50mほど離れたところにある。

下流側は土石流が本流を塞いだことによりにわかに攻撃された箇所なのに対して、こちらは元々の河川攻撃斜面に位置している。

ところがどうも改めて私の見るところ、ここの崩壊は河川の攻撃によるものではなく地下水が急激に増えたことによる岩盤すべりのようである。アスファルト舗装といっしょに崩れ落ちているのが前に位置していた砂岩(さがん)で、その後ろ、きれいな「すべり面」で残っているのが頁岩(けつがん)、ここから上流部の奈半利川ではごくごく当たり前に見られる地層である。

台風翌日には、山から大量に水があふれ出して、滝になって頁岩の斜面を流れ落ちていた。

いやまてよ。やっぱり河川の攻撃によって洗掘されたことで上がすべったのかな、、とかなんとかと、仮設橋の支柱の位置出しをしながら考えていた。

知ったかぶりをするのは良くないが、想像はしてみるべき、かな。

 

 

 ←高知県人気ブログランキング    

 

コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加