つれづれなるまま映画を観て過ごす「ベッチーの映画三昧日記」

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「ローガン」

2017-06-13 20:48:37 | goo映画レビュー
●ベッチー的映画三昧日記
ヒーローの最後はかくありなん、という見本のような「ローガン」
 

 「X-MEN」シリーズの中で最も人気のキャラクター、ヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリン(別名ローガン)を主役にしたスピンオフの第3弾にして最終作。
 本作の話題は今まで17年間にわたってウルヴァリンを演じてきたヒュー・ジャックマンがどのような結末をつけ、このキャラに別れを告げるかというところだ。

 今までXメンシリーズは超能力を駆使した壮大でスぺクタルな戦いのシーンが多かった。ところが今回は破壊映像のできる大都市圏が舞台でなく、メキシコ国境や中西部の町々が舞台だ。そのアメリカ大陸を老いたウルヴァリンが自分より老境に入ったプロフェッサーXチャールズと少女を連れて逃避行の旅をするといった西部劇のようなロードムービーだ。映画の世界観としては「レオン」と「許されざる者」を足して2で割ったような感じ。しかし、これが主演トリオの熱演で期待を裏切らないストーリー運びで展開し、日本人好みのエンディングに素直に感動した。

 2029年ミュータントが絶滅の危機に瀕しローガン(ウルヴァリアン)も歳老いて治癒能力を失いつつある中、チャールズ・エグゼビアからミュータント唯一の希望である少女ローラを守るよう託される。実はローラは、かつてのローガン同様にある組織から軍事目的で人体改造を施された少女で、しかもローガンと同じ能力を持ったミュータントだった。3人は組織からの追撃をかわし、逃避行を続ける…。

 本作はR15となっているが、それはローガンの鉄の爪等により残酷な殺戮シーンによるものだろう。先に述べたように、本作では超能力の大スぺクタルのバトルではなく、老いたガンマンが悪党たちと繰り広げる最後の闘いで、観ていて自分の身が痛くなるような肉弾戦のムービーだ。

 まぁ、都合よく話が進む感じはするが、ヒーローの最後はかくあるべき、といったお手本のような映画だ。超人であっても人間らしく、チャールズやローラとの関係のように親子の絆は捨てられない。しかし最後はやはり1人で死んでいくのだという展開に素直に感動してしまった。これは、余分なことを描かずに、主演3人にポイントを絞ったストーリーに徹底したからだろう。

 しかし、ローラは強すぎ、末恐ろしい存在だ。

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