石坂ファームハウスの『都会の田舎をおすそ分け』

多摩丘陵の自然豊かな里山から、その恵みを大切にした農家の暮らしをお伝えします

森のムッレ教室

2017年05月14日 | 体験講座
13日、14日の二日間にわたりスウェーデンの野外活動のリーダー講習を受講しました。
環境問題に先進的なヨーロッパ、北欧は特に冬の時期が長く野外で活動できる時間は多くはありません。人々が森林や湖の周りを散歩したりピクニックすることは、屋外で過ごせる限られた時間を自然の中で満喫するためなのでしょう。
その中で生まれたムッレ教育法は1970年代に環境教育方法として広まりました。ムッレは空想の森の妖精なのですが、彼が子どもたちに自然の大切さやルール、森の中での遊びを感覚を通して学ぶことを教えるのです。石ころ一つ、葉っぱも小枝も自然の教材なのです。

私も体験農業を指導しながら幼い時からの自然への関わりはとても重要だと、子どもたちを見て感じている事でした。生産者の立場で野菜の育つ過程などは教えられるが、もっと広い範囲での食物連鎖・水循環はなかなか時間もなくどこから子どもたちに伝えたらいいのか触れたいけど触れられない部分でもありました。
スウェーデンの森が舞台で始まった教育も、日本の文化や自然環境にアレンジされとても参考になりました。自然に感謝すること・大切にすること・ずっと維持できるように保つこと・・・森も農業も形は違いますが同じ自然界の一部です。
子どもたちを教育することで大人が変わる、その子どもたちが大人になった時に自然減少に歯止めがかかり今より自然が増えているという事になったら素敵です。せめて現状維持でも、教育を受けた子どもたちがそのまた自分の子どもを自然の中で遊ばせたいという気持ちが連鎖すれば、ムッレも喜ぶと思います。

今後の体験に少しずつですが『森のムッレ教室』が取り入れられたらと考えています。1回で学べるものではありません。暑さ・寒さ・匂い・光・色・形・触感は自身の体でないと感じられないものです。子どもたちに豊かな将来を選んでもらえるよう農家の立場で伝えていきたいです。
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