散日拾遺

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韓国映画が良いらしい/双葉町役場

2017-07-12 08:57:24 | 日記

2017年7月12日(水)

 勝沼さん、さっそくありがとうございました。すぐ反応したかったのですが、土日の出張先が瞬間的に日本でいちばん気温の上がった福島で、四国産のくせに暑さに弱い私は憔悴消耗、太ったスルメみたいになって帰ってきました。会津に通っておられる勝沼さんは、ヤワな私を笑っておいででしょう。

  それにしても勝沼さん、 あいかわらずよく見ていますね。石丸の気に入りそうなもの、と特定してこれだけ出るのですから、引き出しの中にはいったいどれだけ入っているのか。驚き恐れつつ、お勧めに従って見てみたいと思います。民族の分断がそこで扱われ続けていること、さしあたり胃の腑の入口あたりで受けとめました。

  ところで、私の理解が間違っていなければ、日本映画も着実に良い作家と作品を生み出していますよね?これを日本と韓国の共通点と見ることができるなら嬉しいことです。共通点として他に思いつくものは、自殺率の高さとか、睡眠不足の深刻さとか、進学競争・学歴偏重の歪みとか、あんまり良いことがありませんから。

  そこへいくと彼我の言語の類似などは、大いに楽しくなる話題のひとつです。私の 한국말 修行もこの面白さに支えられて、どうにかもちなおしているのでした。そのうちまた御報告します。

  時に、宿舎から学習センターへの道すがら「双葉町役場」の標識が目に入りました。50km以上離れた双葉町の役場が、今なおここになければならないのですね。恥ずかしながら、来てみて初めて気づいたことでした。

(郡山市内 さくら通り沿いの「双葉町役場」標識。同町の公式ホームページによれば、原子力災害のため役場機能を以下に移転して業務を行っているという。すなわち、いわき事務所、郡山支所、埼玉支所、いわき南台連絡所、つくば連絡所、南相馬連絡所の6箇所である。http://www.town.fukushima-futaba.lg.jp/4030.htm)

***

・タイトル: 聞くでよければ

・コメント:

 韓国文学は全く知らないのですが、韓国映画はここ数年良作ぞろいです。

 石丸先生がお気にめしそうなものだと、朝鮮戦争でのエロック高地での悲劇を描いた『高地戦』、91年の世界卓球選手権で史上初めて結成された南北統一チーム、コリアの実話を映画化した『ハナ 奇跡の46日間』の二本が特にお勧めです。

 王道ものですと、韓国版ALWAYSともいえる80年代の韓国を舞台とした青春映画『サニー 永遠の仲間たち』、日本でもリメイクされた『怪しい彼女』もお勧めです。

 精神医学系では知的障害者に殺人の容疑者の疑いがかかる『母なる証明』、田舎に赴任した元エリート女性警官が虐待された少女を引き取る『私の少女』などがお勧めです。どちらもダークな作品ですが。

 最近の韓国映画はほんと素晴らしいです。

Ω

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2 コメント

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郡山といえば (勝沼)
2017-07-14 11:29:42
 会津若松市にも大熊町の町役場があります。
 郡山の市役所付近といえば、開成山公園には足を運びましたでしょうか。あそこの公園の草地は除染がされていて、その記録が大きな看板に書かれているのですが、除染前はこんなに高かったのかと驚かされます。
追加 韓国と日本の似てる所、似てない所 (勝沼)
2017-07-16 11:40:46
 韓国と日本の類似点としては前にあげた『サニー 永遠の仲間たち』はお勧めです。80年代と現代を行ったり来たりする映画なのですが、韓国も日本と同じようにオリンピックと学生運動、生活の激変を経ていたのかとハッとなりました。韓国に不思議な親近感を感じる映画です。
 一方、韓国と日本の違いとして一番感じるのは儒教でしょうか。韓国映画の『悪いやつら』は税関職員の男がたまたま出会った暴力団の組長が遠戚だったことから、暴力と処世術で裏社会のトップに登りつめる話なのですが、なんとこれ実話なのです。日本人の私からすると韓国の親戚関係の強さは全く意味が分からない。

 近年の日本映画と韓国映画はどちらも素晴らしい作品が多いですが、私の個人的な印象としては大ヒット映画の中での面白い作品の数は韓国と日本でかなり差があるように思えます。日本の(私が思う)良作は必ずしも大ヒットしてない。
 韓国映画に『ミスターGO!』というゴリラがプロ野球選手になる映画があるのですが、この設定って水島新司の野球狂の詩にあったものです。こういうのが日本でつくられず、韓国で面白くつくられてヒットしてるのは、映画ファンとしては嬉しく、日本人としては少し悲しいですねぇ。。。

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