さて、管理人は社会人になりましたが、このブログでは仕事について一切触れません。
余暇のことだけをのんべんだらりと綴ってゆきます。
ってなわけで、写真で振り返る卒業旅行~。
フランス・パリにて高校時代の友人らと合流。
数日間遊びまわる。写真は云わずと知れたエッフェル塔。
友人らと別れた後、夜行バスで一気にスペインはバルセロナへ。
バルセロナでは三つの事件に巻き込まれてしまいました。
一.150ユーロ財布から抜かれ事件
二.デジカメ落っことしてディスプレイ破損事件
三.サグラダファミリアで乾電池買ったら4つで7ユーロもした事件
マドリッドで見つけたセクシーな像。
よってたかってシャッターを切られていました。
この後訪れたピカソの「ゲルニカ」を保有している施設が休館日で残念。
高速鉄道AVEでスペインを南下、アルハンブラ宮殿で有名なグラナダへ到着。
写真は偶然入ったレストランで見つけた兎肉料理。
22歳にして、人生初ウサギ。
ジブラルタル海峡に面した港湾街、アルヘシラス。
夕飯を求めて街を彷徨い、小さなバーに入店。
美味しいビールと血のソーセージで幸せ気分。
店主は言葉もロクに通じない私に、一品サービスしてくれました。グラシアス!
スペイン側のフェリーターミナルで韓国人女性の旅行者と仲良くなり、モロッコ北側の港湾都市、タンジェの鉄道駅まで行動を共にしました。
写真は彼女と別れた後、旧市街の小広場で撮影。
昔は麻薬の取引によく使われていた場所だそうです。
シェフシャウエン。いたるところが青い塗料でペイントされているという不思議な街です。
現地の人に理由を尋ねてみたところ「空と同じ色に塗ったんだよ」と粋な回答。
この街で出会った日本人・韓国人の3人組(彼らも旅の途中で偶然出会ったとのこと)に合流し、日韓連合軍が結成されました。
モロッコの京都ともいうべき都市、フェズ。
巨大迷路な旧市街を、日韓連合軍4人で観光。
写真右下に写っているのは革なめし場です。
シェフシャウエンから行動を共にした皆と別れ、隣町セフロウへ。
そこで出会った少女の手には、美しいヘンナ(皮膚を染めて模様を描いたもの。刺青とは異なり2週間程で消えてしまう)が施されていました。
フェズに戻り、夜行バス→怪しげな自称旅行代理店経営者のベンツ→ラクダと乗り継いでサハラ砂漠(大砂丘エルグシェビ)へ。
写真1枚目は砂漠に面した村、メルズーガ。2枚目は勿論サハラ砂漠。
今回の旅のハイライトです。
そこで発覚した衝撃の事実――サハラ砂漠の砂丘のてっぺんでは、携帯電話が通じる。
遮蔽物が無い為か、最寄の街の電波が届くようです。
何だか不思議な気がしますね。
砂漠には二泊滞在。
夜は遊牧民音楽を聴きながら、他の旅行者らとワイワイやりました。
ポーランド人の団体に薦められ、地球の裏側でウォッカをイッキ。
砂漠の夜は冷えますが、喉元だけは灼熱でした。
サハラ砂漠を離れ、民営バスでワルザザートへ。
写真は旧市街の様子。
このような建物で迷路が形成されています。
迷うのもまた楽し。
民営バスでアトラス山脈を越える。
ずーーーーーっと絶景。
夜行にしようかどうか迷ったのですが、昼のバスにして本当に良うございました。
遠景に写っている建物群(カスバ)には、まだ人が住んでいるのでしょうか。
今回の旅の終着点、マラケシュ。
この街には4泊滞在しました。
ここでは(ここでも)出会いに恵まれ、楽しい時間が過ごせました。
カサブランカから来たという女子大生(ムスリムの筈なのに、日本の女子大生のような露出度の高い服を着ている子も居ました。カサブランカやラバトでは、戒律も大分ゆるいようです。また、彼女らは全員が流暢な英語を話しました。)四人組と夕飯を共にしたり、仲良くなった人の(男ですよ)お家にお邪魔してクスクスをご馳走になりつつ彼の兄弟とジャパニーズアニメトークで盛り上がったり。他にも書ききれない程の思い出があります。
マラケシュから飛行機でパリへ戻り、1泊して翌日の夕方日本へと帰りました。
旅行期間は2月22日~3月20日の4週間弱。
最後の最後まで過密スケジュール(最後のパリにおける1泊2日で3つも観光名所を回り、さらにコース料理のディナーまで堪能)だったので体力的には非常に疲れました。
ですが、精神的には最高の癒しだったと思います。
人生の充電期間って奴でしょうか。
なんにせよ、旅人でよかった!
しばしば「一人旅って寂しくない?」と聞かれますが、なんのなんの。
ひとりだからこそ、旅先での出会いが楽しめるのですよ。
社会人になると、なかなか今回のような長期旅行は出来なくなると思いますが、いつまでもタビビト心は忘れません。
あ、勿論年末年始なんかには旅しますよー!
次はボリビアのウユニ(自転車ツーリング)かブラジルのアマゾン(ピラルクー釣り)に行くつもりですっ。
ではでは、長ーーい写真紀行にお付き合い戴き、ありがとうございましたm(_ _)m