イシカワゼミBlog

ゼミ生たちが残した、瑞々しい言葉たち。

Diversity & Inclusion

2017-08-08 22:52:59 | ゼミ8期生
こんばんは、8期生の小川です。

イシカワゼミの2年生は毎年、IKEA新三郷でのインターンシップに参加しています。

今年のインターン3日目では、Cray Fish Party のお手伝いをしました。Cray Fish とはザリガニのことです。スウェーデンでは8月にザリガニ漁が解禁されると、友人や家族と屋外でのザリガニを食べるパーティーが開かれるそうです。

パーティー終了後、私たちもザリガニを食べることができました。初めて食べるザリガニは、小さい体のため殻が剥きにくかったです。食べ慣れないザリガニの味は1つ食べられれば充分といったようで、私たちゼミ生はあまり手をつけていませんでした。カニやエビは美味しく食べる私たち日本人ですが、ザリガニを食べるのには抵抗がありました。

他の地域では当たり前に食べてられているものに違和感を感じてしまう。しかし国や地域、民族にそれぞれの伝統や食文化があるからこそ、その土地へ行ってみたいと思える。これが旅の醍醐味になるのですね!

食関連でもう一つお話ししたいと思います。

先日家族でシンガポールに行きました。
ツアーの中に含まれていたランチとディナーが私にはどうしても口に合わなく、最後まで食べきれませんでした。食べることが大好きで、好き嫌いのないことが自慢だった私ですが、せっかくの料理を残したままお店を出てしまいました。

シンガポールは中国系・マレー系・インド系などたくさんの国の人がいるため、今回食べたものがシンガポール料理とは言いきれませんが、「この国の人たちに美味しい日本食を食べてもらいたい!ここの料理よりも絶対美味しい!」と思いました。
このことを両親に話しているうちに、日本人の私たちが日本食を好むのと同じように、レストラン内にいた中国人らしき団体客はお皿いっぱいに料理を取って、楽しそうに食べていることに気がつきました。

当たり前のことですが、私が苦手だと思った料理を美味しく食べている人もいます。世界中には日本食を美味しいと思ってくれている人もいれば、もしかしたら口に合わないと思う人もいるということです。

これは世界の国々の料理に限らず、もっと狭いところでも同じです。小さい頃の遠足でお弁当のおかずを交換することが何度かありました。交換してくれた友達と作ってくれた人には申し訳ないですが、やはり自分の家族の作ってくれた慣れ親しんだ味が好きでした。

食の好みは十人十色です。味覚は長年食べてきたものにも影響されます。インターン初日のIKEAバリューで教えていただいた"多様性を認め合うことが大切"というお話にピッタリ合っているなと思いました。

IKEAバリューとして"Diversity & inclusion"のことを勉強しましたが、よく思い起こしてみると、こんなにも身近なところに関係する出来事があったのかと驚きました。インターンシップでの体験やお話だけでなく、日々の生活での会話や学校での授業、繋げて考えられることが沢山あるということに気がつくことができました。

インターンシップも残り6日となりました。特に今日からはゼミの中で3グループに分かれての活動だったので新鮮でした!明日はIKEA foodでのお仕事です。どんなことをするのかワクワクしています!

8期生 小川華奈