ようこそ石の華へ

鉱物の部屋へのいざない

丸い石4

2016-10-18 15:52:24 | 日記・エッセイ・コラム
今日は「丸い石4」です。ひとつ前の「丸い石3」から続きます。

世の中には丸い石はたくさんあるとは思いますが、「丸い石」の話題では忘れられないひとつの丸い石があります。

私がその丸い石の存在を知ったのは、十数年前、通っていた病院の待合室に置いてあった雑誌「サライ」を読んでいる時だったと思います。その「サライ」の特集のひとつが陶芸家 河井寛次郎だったのです。その中に興味深い「丸い石」の写真が載っておりました。その写真のお陰で京都にある河井寛次郎記念館(自らの設計による自宅)の存在も知りました。

その丸い石はそこの中庭にあります。民藝運動の柳宗光が新築祝いに燈籠を贈ると言った時に、「安来(島根県出身)の丸い石が欲しい。」と言ったそうで、その石は河井寛次郎記念館のホームページのプロフィール(http://www.kanjiro.jp/profile/)で見る事ができます。

それは石工が造った加工品なのですが、丸い石好きには天然でも人工でも関係ありません。その丸い石は妙に存在感があり、さらに河井寛次郎の美意識をも読み取ることができると思います。

私が河井寛次郎を評価するのは彼の作品というよりも、その丸い石を愛していたという事と、それから、文化勲章や人間国宝や芸術院会員などの栄典の話を辞退し、無位無冠の一陶工を貫き通した事です。すばらしい事だと思います。

そう言えば、「ノーベル文学賞、ボブ・ディランさんへ連絡断念」というニュースがありました。反体制・反戦のミュージシャンがダイナマイト発明のノーベルの賞など欲しいはずがありません。ただ、「なしのつぶて」はいけません。はっきりと辞退すると言うべきだと思います。それとも何らかのサプライズでもあるのでしょうか?いずれにせよ、それほど関心がある事ではありません。

話がそれてしまいましたが、河井寛次郎記念館には強い関心があります。実は、これまで行く機会を逃しており、まだ行っていないのです。(私はここ数年、鉱物の京都ショーには行っておらず、以前には何度も京都ショーには行っておりましたが、いつも荷物が多くなり過ぎて、他のどこにも寄らずまっすぐ帰っておりました。)

いつか、ゆっくりと京都見物でもしてみたいと思っている今日この頃です。



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