石田芳恵のツボ

フリーアナウンサーのお仕事日記のはずが、大好きな映画・音楽・本のレビューに。感動とやさしい気持ちをお届けしたいです。

映画『食べて、祈って、恋をして』(そんなに怒らなくてもいいのに、とふと思った作品)

2010年10月04日 20時20分07秒 | 映画の感想
食べて、祈って、恋をして (ジュリア・ロバーツ主演) [DVD]
クリエーター情報なし
メーカー情報なし


ちょうど、旅をしたいなあと思っていた時期だったので、
なにかインスパイアされるかも?と映画館へ。


「落ち込むこともあるけれど、行動して前向きにがんばろ!」というメッセージなのだろうけど、
これがあまり共感できなかった。

世界をめぐるスピード感を盛り込んだからか、感情の変化がちょっと雑に感じたから。

世界を旅し、今までやらなかった経験をし、心が開放され、そして再生されていく・・・って、
人生の転機だと思うし、大胆さと繊細さの両方が内包されていることと思う。
とんとん拍子に変化がある時って、「良い」出来事が起こるときであって、
再生や立ち直りって、ふとした瞬間だったり、後で気づいたりするもの。

そう、もっと情緒があるはずなんだけど。

たぶん、「ジュリア・ロバーツがキラキラした映画」という点では成功しているのだけど、
一人の女性の成長を見る映画としては少し不満。

だいたい、この映画では主人公の女性が、怒る!キレる!怒鳴る!シーンが多く、
これまたゲンナリ。
怒りがワンパターンだったこともあるけれど。
「個人的な感情で怒る」女性には、あまり共感できないのですよ。
なぜここで怒る?みたいな。
悲しむとか、悩む、といったエッセンスが入っていればまた違ってくるのだけど、
ただただ自分の「怒り」の感情をぶつけられても、
「は?」と思うだけで、どんどん、スクリーンから気持ちが離れていく。
そもそもキレる女性は美しくない・・・。


というわけで、この映画からの教訓。

「個人的感情で怒る女性の姿は、美しくない」

いつも笑顔でいる必要はないけれど、
憂いや儚さで気持ちを表現した方が、きっと上手く相手に伝わると思う。
これって、日本的?
ジャンル:
映画(DVD)
キーワード
食べて、祈って、恋をして インスパイア クリエーター
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この映画見ました。 (ちかこ)
2010-11-29 18:53:33
この映画を見て、ネットで色々な方の感想を検索しているうちに、このブログに辿り着きました。

確かに映画では、ジュリア・ロバーツが怒るシーンが沢山ありますね。

実は私は原作も読んでいるんですが、そこでは主人公はもっと思慮深いというか、インテリジェンスを感じさせるキャラクターでした。

映画にするとどうしてもディテールを端折らないといけないので、こうなってしまったのでしょうか・・・。

でも憂いや儚さを汲み取ってもらいたいと思うのは、日本人的かもしれませんね。

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