京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

轉法輪寺(てんぽうりんじ)~涅槃図特別公開~

2017-02-19 | 京都案内

轉法輪寺は御室、仁和寺の東隣りになる浄土宗のお寺です。



いわゆる観光寺院ではありませんが、1746年作の涅槃図が修復され特別公開されました。

ここのシンボル的な存在が、竜宮城のような中国風の鐘楼門。
上段には大きな鐘が釣られた門をくぐると左手正面に本堂があります。

 

本堂には、ご本尊の京都で一番大きな木造阿彌陀如來坐像(高さ約7.5m)が、
そして、本堂裏堂には日本で五体しかない裸形阿彌陀如來立像が祀られています。

 (轉法輪寺様ウェブサイトよりお借りしました)

(轉法輪寺様チラシよりお借りしました)

今回、「涅槃図」(縦5.4m、横3.9m)は本堂内に掛けられ、描かれたお釈迦様と、御本尊阿彌陀如來大仏の大きな二尊を一度にお参りする事ができます。
26日までの特別公開期間中、ご住職様が、11時と13時からの約1時間、「涅槃図」の間近で絵解き説法をしてくれます。

(轉法輪寺様ウェブサイトよりお借りしました)

「涅槃図」とはお釈迦様がお亡くなりになられた時の情景を絵図で表したもの。
情景はどの涅槃図もほぼ共通しており、中央の宝床に、北枕で西を向いて横たわる釈迦と、その周囲で嘆く弟子や長者、下段には動物が描かれ、かなりオリジナルな動物もいます。
猫が描かれた涅槃図を持つ寺院もあります。
市内では期間限定で「涅槃図」を公開するお寺がいくつもあります。
東福寺、泉湧寺、真如堂、本法寺などが良く知られていますが、それぞれの「涅槃図」をじっくり見て、お釈迦様の世界に浸ってみては如何でしょうか。

京都好き男


京都マラソン~元気をありがとう

2017-02-19 | 京都案内

スタートから約2時間ほどで、先頭ランナーが河川敷区間を走り終え丸太町通に入りました。
河川敷区間はマウンテンバイクが先導、ここから白バイに引き継がれます。
ここから丸太町通を西走、烏丸で折り返し、河原町丸太町から京都市役所の35㎞地点を目指します。
京都市役所から河原町へ戻り今度は丸太町橋を渡って北へ向かい、最後は平安神宮のゴールへと走るのです。
絶好のマラソン日和になったとはいえ、ランナーの皆さん、ボランティアの皆さん、長時間お疲れ様でした。
沿道でたくさんの元気、ありがとうございました。

 

 

 

 

ブログ班


今日は京都マラソン

2017-02-19 | 宿日記
スタート時は快晴だった空も、やや雲が出て日が陰るようにはなりましが、絶好のマラソン日和ではないでしょうか。
鴨川河川敷の用意も整い、丸太町通も規制がかけられました。





ブログ班