感じるままに・・大人の独り言

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京都で女子会・その2「晴舟作品展に行って来た(*^ー^)ノ♪」

2017-11-14 20:49:00 | お気に入りの絵画・美術展
11月10日の金曜日、ママ友達と京都タワーに上った後、私達はこの日の最大の目的である共通の知り合いの美人書家・晴さんの作品展を観に行く為に、地下鉄で烏丸御池に向かった🚋
烏丸御池には地下鉄で5分程で到着。
作品展は、地下鉄から徒歩1分もしない" しまだいギャラリー "にて開催されていて、私達が到着すると晴さんが着物姿で出迎えてくれた🌠


しまだいギャラリーは、京都らしい町屋の様な風情ある建物で、晴さんの「かな書道を愉しむ〜掛け軸作品展」にぴったりのギャラリーだった(*^ー^)ノ♪


晴さんの書家としての名前は" 晴舟 "なんだそうだ↓


入り口には綺麗なお花が飾られていた↓


ギャラリーの入り口を入って直ぐのスペースにも綺麗なお花が🌸


今回の作品展は、色んな和歌、俳句、ことばを色んな料紙や表具デザインとかな文字を使って、晴さん独自のかな書道の世界を表現された作品展となっている様だ🎵


栞には、「私が出逢った和歌・俳句・ことば、それぞれの世界観を ふんわり章としてあつめてみました
晴舟の世界を感じていただければ幸いです」と書かれている様に、

①「景の章・・眺めから感じられるもの 豊かな自然・季節を思わせる世界」

②「華の章・・華やか・きらびやかなもの 強く激しい心を表現した世界」

etc..

其々のテーマに沿った晴さんのかな書道の世界が広がっていた(*^ー^)ノ♪


晴さんの書が書かれた色紙や短冊、掛け軸も晴さんの感性で選び抜かれていて、其々が一点物のオリジナリティ溢れる作品となっている🎵
この写真に写っている掛け軸は、数万円から数十万円のお値段がついていた(;゜∇゜)


中には、遊び心がある絵本の様な作品も↓


私の目に留まったのが、「新古今集 西行の歌」で、こちら↓


書には、
「願わくは 花に下にて 春死なん その如月の 望月のころ」

(願いが叶うなら 花の下で 春の季節に死にたいものだ 如月の満月の頃に)

" 西行忌は旧暦の二月十六日 釈迦入滅の次の日
旧暦の二月は 三月半ばから四月半ば
さくらが咲いていたことでしょう "と、晴さんの注釈が添えられている。

これは私の願いそのもの。私も昔から、命が尽きる時は桜の咲いている時期に…と、常々思っている。満開の桜が潔く散る時に、この世を去る事が出来るなら、何も思い残すことはないだろうなと、そう思っているのだ。

もう一点、私が気に入った掛け軸が、「百人一首 恋の歌」のこちら↓


「忍ぶれど色に出でにけりわが恋は ものや見ふと人問うふまで」

(人に知られてはいけないと心深く隠していたのに とうとう思い余って気配に出てしまいました。
「何か物思いをしておいでですか」と人にたずねられるまでに)

" 忍ぶとは 秘密にすること 耐えること
「しのぶ」という言葉は情念を思わせ 魅力的な響きです "(晴さん注釈)

百人一首は、高校生の夏休みの宿題で丸暗記させられた事があるので、結構好きな歌が多い。その中でも、この歌はお気に入りの歌の一首なのだ🌠
胸に秘めたる想いに陶酔している自分が、私的には一番好きかも、、(((^_^;)片想いほどときめいて、胸キュンする恋はないと私は思ってるから(*^-^*)


お部屋毎に色んな種類やお値段の違う作品が飾られており、折角なので、私達は一番お値打ちなこちらの掛け軸を記念に購入する事に(*^ー^)ノ♪


短冊に書かれた好きなことばと掛け軸を組み合わせて購入する事が出来たので、私はこちらのことばと掛け軸のセットを購入↓


短冊は木下夕雨の作品で、「あたたかく 涙の玉に 浮かぶ人 」と書かれていて、2日前の8日が命日だった父と、丁度この日の10日が命日だった母方の祖母を思い出してしまった。

自宅の床の間に飾ったら、これを見る度に亡き父と祖母を忍べるはず…
祖母の命日に、この掛け軸を授かったご縁を大切にして行こうと思ってる。
写真は、自宅の床の間に飾った掛け軸。以前から飾ってある掛け軸と色合いが似ていて、調和が取れて良かった👍↓


町屋風の素敵な場所で晴さんワールドを楽しめて、こちらでも京都を堪能した私達(*^-^*)
ふと我に返り時計を見たら11:23分で、ランチの予約の7分前だった(;゜∇゜)
慌てふためき、予約の時間を30分ずらして貰い、私達は晴さんとお別れし、ランチのお店がある東山駅に向かった🚈
続く。

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