感じるままに・・大人の独り言

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「常寂光寺」〜藤原定家の和歌の世界に浸れる、青紅葉と苔のコラボが最高に素晴らしいお寺🌠

2017-08-16 14:58:00 | オススメの神社仏閣
嵐山回想記第3弾🌠
8月11日に大阪のお友達と" イケイケ💃 "と言う意味の 「嵐山ぎゃあてい」でおばんざいバイキングのランチの後、私達は苔寺としても有名な『百人一首』で知られる小倉山の中腹にある日蓮宗のお寺「常寂光寺」に向かった👍

再び癒しの竹林の道を潜り抜け、暫し歩いて行くと、「常寂光寺」の入り口である山門が見えて来た🎵


太い角材を格子に組んで造られた山門は、江戸後期に造り替えられたものだそうだ。
案内板がこちら↓境内はかなり広いみたいだf(^^;


山門を潜って中に入って行くと、「仁王門」に続く石畳が目の前に現れ、その両側の緑紅葉の木漏れ日が目に眩しいくらい美しい( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆



「常寂光寺」には、もとは藤原定家の山荘「時雨亭」があったと伝えられ、16世紀末に日禛(にっしん)がこの地に隠棲したことにはじまるそうだ。本圀寺から移築された「仁王門」は南北朝時代のもので、晩秋に紅葉が散りかかる風情は定家の和歌の世界を思わせるとの事。
確かに紅葉の時期に訪れたら、さぞかし美しいだろうなと想像出来る👍
石畳の先に現れた、茅葺屋根が珍しい「仁王門」がこちら↓


「仁王門」を潜り抜けると、そこには更に「本堂」へと続く石畳が上へ上へと続いている↓この景観の息を呑む美しさを前に、私達は言葉も出ないくらいだった(*^.^*)


石段から見下ろした仁王門↓


楓に覆われた石段を上がると、伏見城の客殿を移築した本堂、その背後に均整のとれた美しい多宝塔のある敷地へと繋がって行く。

本堂近くにある「常寂光寺妙見大菩薩縁起」がこちら↓
妙見菩薩は、北極星又は北斗を象徴した菩薩様であることから妙見尊星王などと呼ばれているそうだ。


「本堂」がこちら↓


本堂のある敷地からは、嵯峨野の町を一望出来る👍


素晴らしい景観を前に、藤原定家もかつてこの風景を見下ろし、色んな想いを巡らせながら和歌を詠んだのだろうなと、そんな風に考えるととても感慨深い気持ちに陥ってしまった。


本堂の裏には更に「多宝塔」へと続く石畳が↓


両側には、地面を覆い尽くす苔が広がり、青紅葉とのコラボレーションがハッとするくらい美しい( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆


マイナスイオン半端ないくらいで、身体中の細胞がリフレッシュ出来てる実感が得られる👍
言い様のない充実感で、言葉もいらない世界に包まれる感じである🌠


それだけじゃあなく竹林もあるので、この満足感は他のお寺に比べてもポイント高い🎵




石畳は更に上へと続き、その先に漸く「多宝塔」が現れた(^^)d
桃山時代建築の重要文化財建造物の「多宝塔」がこちら↓


「開山堂」がこちら↓


「多宝塔」の更に上へと登って行くと、又嵯峨野を一望出来るスポットが現れる↓


頂上近くには鐘楼もあった↓

常寂光寺の境内は、小倉山の斜面に沿って建てられている感じで、一回りするのもかなり良い運動になるf(^^;

青紅葉と地面を覆い尽くす苔、竹林、素晴らしい嵯峨野の見晴らしを一度に味わえる常寂光寺。
6月に行った青蓮院と同じくらいお気に入りのお寺として仲間入りを果たした👍

山頂から今度はゆっくりとマイナスイオンを浴びながら、下山して行く↓




常寂光寺は天龍寺等に比べると、メジャーではないみたいで、観光客もそれ程多くないからゆったりと散策を楽しめる🌠
まさに、穴場中の穴場だと思った👍

私の大好きなCM「そうだ 京都 行こう」のキャッチフレーズでは、" 暑い夏を乗り切った私に、この町が「おつかれさま」と言ってくれました。 "だったが、まさにその通りだと納得(^^)d

2007年版のJR東海の”そうだ 京都 行こう ”のCMがこちら



大人の京都を楽しみたい方に、是非オススメしたいお寺だと自信を持って言えるよ(*^ー^)ノ♪


御朱印はこちら↓


パンフレットも今までの中で一番素敵だと思った(*^.^*)
このお寺のセンスの良さが伺える🎵


常寂光寺については、こちらを参考にしてね(^^)d


「常寂光寺」
住所/ 京都市右京区嵯峨小倉山小倉町3 電話番号/075-861-0435
拝観/ AM 9:00〜PM 5:00 ( PM 4:30受付終了) 拝観料/500円
年中行事/ 8月16日: 大文字送り火望拝 12月31日: 大晦日 除夜鐘打公開

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