伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

感謝は霊に気付きを与える

2007-08-15 08:28:53 | 先祖供養について
読者より :
一昨日、仕事があるのに、無理を圧して帰省し、両親とともに
墓参りをした後その先祖の1人が深く信仰していたある神社・仏閣
に参詣しました。あまりないことなのですが、その道中気分が悪く
なり、参詣を終わるまで、気分の悪さが続いていましたが、帰路、
門を出る頃にはだいぶ改善していました。
時節柄、同じような体験をする方が多そうです。まとめてでも結構
ですから、「お盆・帰省対策マニュアル」と題して、心がけの1つでも
説いていただけませんか?
返答 :
8月15日を中心として前後の期間は、迷える世界、幽界、
霊界から、先祖霊が現実界へ帰省することが許されている
期間です。霊界へ昇華して、安心の境地にいる先祖霊は
普段でも、現実界の子孫の家や好きだった場所へは、
行きたいなと、思えば自由に出入りが出来ます。まあ、現世
への思いや執着が既に薄いので、頻繁に来ることは無い
です。ただ、死んでから年数が浅い先祖や下層の迷える世界
に居る先祖霊は、あの世では自由が無く、自由に現実界へ
来ることは出来ません。しかし、お盆の期間は、来ることが
許されています。まだ、この世への執着が残存しているので
子孫の体を使って、自己の想いを体験しようとする事が有り
ます。例えば、食べ物への執着が残って居れば、子孫へ憑依
して、自分の好物を食べようとします。憑依された子孫は、
あまり好みでも無い物を、何故か食べたく成ったり、飲ま無い
酒を飲んでみたくなります。また、普段行かない場所へ、行く
ような段取りにも成るものです。
お盆の期間は、親族や友人達と再会し、食べたいなと思う
御馳走を食べて仲良く歓談することが、亡き霊達の想いを
代わりに遂げてあげる供養になります。
ここで、注意が必要なのは、決して喧嘩をしては生けません。
迷える先祖霊の中には、喧嘩を振り掛けようとする霊も居ま
す。もし、このような状況になっても、相手が霊に言わされて
いると解釈して、腹を立てない事です。本心では無く、使われ
た気の毒な人だと思えば良いです。後日、相手も何故、あの
時に嫌な事をしてしまったか??に思います。

迷える先祖霊には、子孫が自己の立派な生き様を見せる
だけでは、成仏させる事は出来ません。
苦しい事は苦しく、寂しければ寂しいのです。
子孫を見て、学ぶ余裕が有りません。生きている人と同じ
です。 飢えている子供に、満腹の大人が、”私の笑顔を
見なさい。笑顔は素晴らしいよ。” と、言うようなものです。
迷える先祖霊には、実践的に、感謝の想いを捧げる事と、
線香を捧げてあげる事が、最も楽にさせてあげて、新たな
気付きを先祖霊に与えることが出来ます。

生かして頂いて ありがとうございます

  
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コメント (72)
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