ぼぶぼぶ!

米国人気歌手ボブ・ディランさんを追っかけした記録

2016-04-04 東京 (初日)

2016年04月05日 | 2016年のぼぶ!
ボブ来たる!
ついにこの日がやってきた!

渋谷は人多すぎ。
6時過ぎに渋谷についたので久しぶりの皆さんとの話もそこそこ会場内へ。
オーチャード・ホールは凄く綺麗で、入り口辺りでボブの65年写真の立て看、ギター展示、グッズ売り場、例のシングル会場販売もあってメンコが貰えるらしい、、、盛りだくさんで明るくてまるで小さなディズニー・ランドみたいだった。
ZEPPでストイックに自分の場所に立ち続け死守した昔が嘘のよう、みんなあちこちで開演までのひと時を楽しんでいた。

ポスターを早々に引き換え(安心したことにちゃんとビニールで包んでいてくれた、まるで年末のカレンダーが丸められて筒状にあうビニールに包まれてるのと同じ状態だ)、席に向かう。2年ぶりの知人数人と談笑、席に着く。

近い!ステージから近い。ステージ幅が狭いので端っこでもそんなに遠くない。
障害物確認。
マイク3本、目新しい障害物なし。ドラムセット前の台の大きなマラカスが赤いので目立ってた。
(すぐに落胆したことには、ステージは近いがボブの立ち位置が奥なので結構遠い)

周りは2014年の雰囲気と全然違う。。。一気に大人の世界です。
場内は埋まっていた。ぱっと見満員です。そりゃそうですよね、ボブ観たいですよね。
余計な心配してしまった。完売ではないけど十分満員という感じ(私の位置から見渡した感じ)

6時半開場だからあっという間に7時がやってきた。
緊張する間もない。

いつものスチュの素晴らしいギター、続いて暗闇の中をメンバー登場、白く浮き上がる帽子。ボブだ!
ボブ!
ボブ!
ボブ!
ボブしか見えない!!!
(ここは皆さん大変お手数ですが是非とも立ち上がって喜びを素直に表現しようではありませんか!)

ボブは黒いスーツで白い長めのステッチが縦に入ってるデザイン。
ボタンが輝いている。
その中にシルクか光沢のあるシャツで襟元は共布のリボンで結ばれていた。
帽子は白でリボンのみ黒、靴は白に見えたけど、また白黒コンビかもしれない。

Things。。。不動である。
がアレンジが変わってた。
なんかとてもドラマチックに。
ボブは。。。なんか勢いがある。

たびたび前回公演と比べるのもなんですが、初日3/31はボブ、観客、バンド含めて戸惑い気味に始まり戸惑ったまま終了して、帰りも「マクテル聞けてよかった」とかそんなこと言いながら帰ったような気がする。
だけど!今回は初日から飛ばしますよ、やりますよ、ボブやる気炸裂ですよ、「冬休み長かった。早く歌いたい」って感じで最初から飛ばしまくっていたように思える。
やたらステージをうろうろしてたのは、エナジー余りまくりか?
この人は何食べてるのでしょう?

全体を通してボブは両手をグーの手にして中途半端な位置に構えて歌っていた。
気分によってはベルト上に位置固定。
シナトラの時は手の表現豊かだった。


続くShe Belongsも自信と説得力(?)に溢れていた。
低い声も高い声も素敵だ。声がもの凄く伸びる。
ハモニカでは勿論の声援。

Beyond ボブピアノ健在。楽しい、この曲大好き。ボブなんかピアノも上手くなっていた。そこはちょっと複雑な気分。
歌もバンドとピアノの掛け合いも良かった。

そして初シナトラ。
少し意外だったことにシナトラ曲はあちこちからの歓声で迎えられてた。
What'll、ボブのボーカルすご~~~~~~~~~~く良かった。
ハートから丁寧に歌ってくれた。
声が良い。オーチャード・ホールの音が良いのかもしれない。
ボブの歌について「味がある」とか「なんとも言えぬ何かがもの凄い」という認識だったが今回初めて「歌が上手い」と思った。
ボブは手をペンギンみたいに、、、ペンギンよりも高く広げながら歌ってた。
後半はハートに手を当てたり、シナトラ曲の時は特に手の表現が豊かだった。

シナトラ曲の時中心にステージのバックスクリーンに模様が映し出されていた。
2010年に北国の少女の時だけ出した雪模様みたいなやつ。
今回は天井から吊られてる大きなライトと同系色のオレンジ系が記憶に残った。
とても綺麗。

Duquesne 再びボブピアノとバンドの競演。
超楽しい!
ボブはピアノ弾きながら笑ってるように見えた。
超楽しい!

、、、はずだが、残念ながらこの前後から激しい胃痛に襲われる。悪いものも食べてないのに。というか11時ごろから何も食べてない。
見逃すまいと必死でステージに集中するも何となくいつもと違う。(救いはまだまだこれからもツアーが続くこと)

ボブの声は凄く伸びていた。高い声も低い声も自由自在な感じ。
数年前声出にくそうだったのが嘘みたい。
この人凄く努力家なのかもしれない。人生に前向き。生きる姿勢が凄い。
すごいなー。
(でもすごくない時のボブも結局好きだ)

Melancholy Mood、これは好き!イントロからして凄いお色気。
ボブうろうろして中々歌いださない、トニーのところ言ってなんか話したり、またウロウロしてハーモニカ持ち上げてすぐまた置いてた。
ステージ上徘徊?
天才の動きは掴めないと言っておこうと思う。
終わった後もトニーの方見て変顔していた。

Pay In Blood 文句なし。安定の貫禄。

I'm A Fool To Want You これもボブが心をこめて歌ってくれました、観客の声援もすごい。
みんなシナトラ楽しみにしてたんだ!
なんだか遅れをとった気分。

その後ファンファン音から「またシナトラ?Tangledは?」と思ってたら、歌いだしと共に場内から大歓声が!
まさかのThat Lucky Old Sun、心に染みわたるような名演、、、と思うがやはり胃が痛かった。
しかしこれは泣きますよ。
願わくば体調万全の時またやって欲しい。
ともかく「レア曲やってくれるのか?」の期待もこれでクリア。

Tangled Up 安定の名演。いい加減飽きてもいいと思うのだが、やっぱりこれ聴くと嬉しい。
も~この曲の何もかもが好き。

一部終了後に早速「ありがとぅ~」って言ってくれた。
(かわいい)

一部終わって一番心に残ったのは。。。I'm A Fool To Want Youかな。
歌まねしながらトイレに向かう。


第二部

再びスチュギター(ブルージーでかっこいい)からハイ・ウォーター。
ボブの自信と確信が好きです!

Why Try To Change Me Now ボブ優しい歌声。
ドンチューリメンバー?って歌ってた。

Early Roman この曲最強!
ピアノ連打!ボブ凄いです。このバンド凄いです!

The Night We Called It A Day これも良かった。
シナトラ曲短めだから曲数多いような気がする。

Spirit On The Water
ボブのピアノワールド再び!
ドレミファ奏法まだやっててくれて嬉しかった。
これサイコー。
「ノー」って言えなかった。
周りもそんな雰囲気じゃなくて言いそびれた。

Scarlet Town
ボブ大阪で言う「何でやねん」って相方をひじ下で叩くような動きで右手を動かしていた。
面白くて笑っていたが、物の分かった人の話では、「リズムの指示を出していたように思える」とのことだった。
さすが着眼点が違う。

All Or Nothing At All
何も覚えてない、でも恐らく良かった。

昔のドラマな演出とは打って変わって何気に始まるLong And Wasted Years、初めて叫ばずにじっくり聴けました。
隣のボブ友によると歌詞変わったと。聴きなれた歌詞しか聞き取れなかったから分からない。

Autumn Leaves  これも歓声すごかった。これだけでもないけどシナトラ曲に多くの人が「待ってました!」的反応をしてた。

2部終了、ボブあっさり帰る。。。

興奮した感想を喋っててアンコールの拍手するのを忘れてしまった。
S席(もしかしてA席)からの反応が良かった。すごく盛り上がってる場所があちこちにあり正直羨ましかった。

Blowin' 、勿論イントロから盛り上がる。
この歌の今のアレンジあまり好みでも無かったのだが、ボブのボーカルよかった、言葉がはっきり一つずつ伝わってきた。
正直この歌で今更こんなに感動するとは思っていなかった。
ピアノも良い。すごく良い!
後日ピアノ側のチケットもあるんです。
すごく楽しみ。

Love Sick、もう最後かーーーーー。
でも良かった。

良かった。

終わった後知ってる人たち全員超絶賛していた。
私が思ったよりももっと。
きっと胃痛が関係してるのかもしれない。

今日(4/5)は結構ゆっくり休んだからもっと集中できるはず。
超楽しみです。

















個人メモ
Kさんインド。4-LM おじいさん、A先輩挨拶、胃痛、世田谷。LS立独

最新の画像もっと見る

コメントを投稿