80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

今年もお世話になりました

2014-12-30 22:02:05 | 総務部
2014年も残すところ26時間と少し。
今年もあっという間に通り過ぎていったように感じます。


前の投稿の続きになりますが、レッドベアのヘッドライトはとりあえず光源をいったん取り外し、光ファイバーを挿し込むソケット部分を作り直して再装着しました。



ファイバーどうしをつなぐものとして、手持ちパーツを漁って、内径1mmの真鍮パイプシリコンチューブを探し出しました。真鍮パイプは長さが足りなさそうなので、シリコンチューブを使う方向で作業していたところ・・・



頼みの綱だったヘッドライト側に残っていた光ファイバーが折れてしまいました。写真では少し残っているように見えますが、斜めに割れてしまった格好です。そもそもファイバーがポキポキと折れてしまうのはなぜか。ネットで調べてみたのですが詳しいことは分かりませんでした。ただ、専用の瞬間接着剤があるとのことなので、普通の瞬着は、素材にダメージを与える可能性があると認識しておいた方がよさそうです。



ということで万事休す。少なくともこの1箇所についてはヘッドライトユニット本体から作り直しです。今年も残すところ大晦日を残すだけとなりましたので、煮詰まった頭をクールダウンさせるためにも続きの作業は年明けに持ち越すことにしました。



さて、2014年を振りかえって皆さんのモデリング・ライフはいかがでしたか?
当工場の総括をしようと手がけた作品を集めて唖然としました。ご覧のとおり、ことごとく未完成なんですね。去年は銀座線とか山スカといった編成モノ(しかも銀座線は消灯ギミック付)を完成させていたのがウソのようなヘタレぶり。2015年は相当気を引き締めていかないといけません。せめてレッドベアは正月休み中にフィニッシュさせねば・・・



途中何度かブランクを空けてご心配ご不便をおかけしましたが、今年も何とかこのブログを続けることができました。これもご愛読いただいている皆さまのおかげと感謝しております。
2015年も引き続き「80分の1丁目16番地」をよろしくお願い申し上げます。

2014年12月30日 管理人isao
コメント (2)
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レッドベア、意外な原因

2014-12-29 21:24:48 | 北海道方面
車体を外してみたところ、ヘッドライトが片側だけ光らない原因が一瞬にしてわかりました。

光ファイバーの破断です。マクラバリに当たって車体が浮き上がるので、配管止めのようにU字に曲げた真鍮線で押さえこんだ箇所からポッキリ折れていました。何度か当たり具合を確かめてOKと踏んだのですが、瞬着ないしは遮光用の塗料で素材が弱くなったのかも知れません。



反対側もまったく同じ状況でした。残っている方も曲がり具合が不自然なので破断寸前のようです。というか、分解する直前に走らせたところ、最初と比べて光量が激減していたので、ファイバーの芯材がダメージを受けていることは間違いなさそうです。



手前の四角い真鍮板がマクラバリで、乗務員室仕切り板との間でファイバーがギロチン状態になってしまうのです。仕切板の下を削っっているのですが、さらに削り込まないといけません。



塗料のレンズ面への回り込みが原因でなかったことは不幸中の幸いですが、さて、この状態からどうやってリカバーしましょう?
一番手っ取り早いのは破断面をきれいに整形し、真鍮パイプか何かでつないでやることでしょうか。当然、光の伝達効率は落ちるはずですが、所詮、模型のヘッドライトですから。。


てな感じでことごとく失敗を繰り返してきた反省から、一応、実験をしてみました。右がつなぎ合わせあり、左がストレートです。やはり右の方が暗いですね・・・。鏡面とは言わずとも接続面をなるべくきれいに仕上げればなんとかいけそうです。
問題は内径1mmの真鍮パイプの手持ちがないこと。目の保養を兼ねて今年最後の模型店めぐりに出かけますか(^^)




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レッドベアの製作21(年が越せねぇ!)

2014-12-29 16:46:27 | 北海道方面
こんにちは。
2014年も残すところ2日と数時間となりました。
いつものことですが、年々、時の経つのが速くなっています(^^;


さて、なんとか年内完成を!と意気込んでいるレッドベアことDF200ですが、三度目の正直で挑んだヘッドライトが、まさかの不調で少々凹んでおります。。

光ファイバーで光源から導光する話は前回書いたかと思います。ヘッドライトの裏側は横梁が通っているため、このようにファイバーを曲げて逃げるようにします。



これをライトケースに差し込み、ファイバーの中心がレンズの中心に来るように位置合わせをして瞬着を流し、固着後にセメダインSUPER-Xを充填しました。これが完成したライトユニットで、この後、ライトの裏側をタミヤカラーの艶消し黒で塗り込め、車体に装着しました。



光源はφ3電球色LEDで屋根裏に装着。φ1光ファイバーは台車マクラバリに干渉するので、運転室仕切板の裾の補強材を斜めにカットして、なるべくスペースを確保するようにしました。窓からよく見えるので、目立たないようにグレーを塗って遮光しています。今回はぬかりなく、車体組み込み前にLEDが点灯することを確認しています。



そして試運転♪

ところが・・・

片目しか光らないじゃないのどーして??
オデコライトより暗いのは光ファイバーの直径が小さいので納得できるのですが、ひとつの光源から分光してるのに片方しか光らないとはなにごと!?しかも仲良く前後とも同じ症状ですわ・・・



考えられる原因はふたつ。1)光ファイバーを光源に挿し込む時に遮光用の黒塗料の破片がファイバーの断面にくっついた。2)ヘッドライトユニットに充填した接着剤にすき間があって黒塗料が毛細管現象で吸い込まれた。
前者なら一度抜いて断面を拭いてから差し込めば解決するのですが、後者だった場合、また分解して作り直しです。前回はライトユニットはボンドで接着してあったので剥がすのも容易でしたが、今回は瞬着でガチガチに固めてしまっているので大変です。そして感じとしては後者の確率が高い・・・


さて、意を決して補修工事に入るか、諦めてこのまま年を越すか。もっとも、このまま年を越したからといって自然に治るものでもないので、どこかで決断しなければならないわけですが、とりあえず今夜は完成目前の赤熊を愛でながら晩酌と洒落込みます(^^;




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レッドベアの製作20(三度目の正直)

2014-12-22 01:37:03 | 北海道方面
こんばんは。

ヘッドライトをすべて車体から外し、単体で通電試験をしたところ点灯しませんでした。そんなに繊細なハンダ付け技術がいるのか疑問ですが、これ以上詮索しても原因はわかりそうもないので、馴染みのないチップLEDはやめて、使い慣れたφ3mmLEDに変更することにしました。

レンズは再利用できそうなので、ライトユニットからすべて外しました。



取り付け台座をもう一度作ります。レンズを落とし込む穴を開け・・・



艶消し黒で塗装してからレンズをはめ込み瞬着で固定。



1組ずつ切り離し、車体取り付け用のステーをL字型になるように接着。ここまでは前回と一緒ですが、ヘッドライトの裏側に角型のポケットを設けました。



これが裏から見たところです。導光用の光ファイバーの先端をここに差し込みます。



光源はφ3mm電球色LEDで片側につき1本を使用。ここに2本の光ファイバーを挿して左右のレンズに導きます。



LEDの取り付け位置はだいたいこのあたりかと。。これより右側にはウェイトが、これより浅い位置には大きなマクラバリが鎮座しているため、取り付け場所が意外と少ないのです。



パーツをひと通り揃えたところで今夜は時間切れ。とりあえずおやすみなさい(-_-)zzZ




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レッドベアの製作19(窓下ヘッドライドの取り付け)

2014-12-20 14:52:56 | 北海道方面
こんにちは。

窓下のヘッドライトは、LEDをライトケースに直付けしたものを一度試作したのですが、雰囲気が合わず見事失敗。今回は角型レンズを間に挟む方法でリベンジします。

レンズの素材は余っていたCDケースを使用。まず幅1.8mmくらいの棒状のものを切り出し、これを2mm幅にカットして写真のような角型チップレンズに仕上げました。整形の際に耐水ペーパーをかけているので曇っていますが、高輝度LEDの光を和らげるためにはこの方が好都合なので、透明になるまでコンパウンドで磨き上げるようなことはしていません。



この角型チップレンズを、艶消し黒で塗った台紙に穴を開けて差し込み瞬着で固定。その隣に、赤(車体に塗った朱色を流用)に着色したシールを四角く切って貼り、ダミーのテールライトとしました。



これを必要な大きさに切り抜き、レンズの裏側に電球色チップLEDを瞬着で貼り付けて配線したものがこちらです。下に並べた前作よりはるかに実感的になっているかと思います(^^;



このライトユニットの裏側に、配線部分を切り欠いた厚紙を垂直になるように接着します。



出来上がったものがこちら。この厚紙部分に接着剤を塗って車体へ取り付けます。



車体側はこのように、前面の一番突き出た部分の裏側にはライトケース部分を切り欠いた“横梁”が入っているので、ここへライトユニットを落とし込んで接着します。高さと左右をうまく合わせる必要がありますが・・・。ボンドで接着するので、あらかじめサーフェーサーを削り落し、ペーパーの地肌を露出させました。



テキトーに作った割には高さはドンピシャOK!相変わらず実車の感じとは程遠いものの、レンズをちゃんと作ったおかげで前作よりはマシになりました(^^)




ということで、次は4灯を輝かせた試験走行の写真が出てくる予定だったのですが、なんと、オデコライトは点灯するのに、新しく作った窓下ライトはまったく点灯せず!!しかも前後両方とも、です。。
配線はオデコライトから分岐させているので間違いはなし。プラスマイナスの極性も穴があくほどチェックしたので間違いなし。
部品不良がこんなに大量に出ることも考えにくい(使い残しのLEDはちゃんと光りました)・・・

ということで、一番疑われるのが半田づけ時の熱破損ですが、本当に瞬間しかコテを当てていないのでどうして???という感じです。とにかく車体取り付け前に点灯試験をしておかなかったのを悔みましたが後の祭り。
幸い車体への取り付けは木工用ボンドなので、ライトユニットを外すのは難しくないのですが、同じものをまた最初から作り直すかと思うと頭が痛いです。本当に手ハンダがダメなら、ソケットのようなものを作って、チップLEDを挿し込むような構造にしないといけません。これは難易度が高すぎます。さてどうしたものでしょうか。。


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