佐藤功の釣ったろ釣られたろ日誌

釣り・釣りの思い出・釣り界のこと・ボヤキ.etc

瀬野川を楽しむ会 便り

2016-10-08 18:12:41 | 日々の思い

広島の仲のよい友人でもありつり仲間でもありの中村氏よくがんばっておられる

彼のやってきていることを地域のボランテイヤの会の方々に知っていただき何かの

参考にしていただきたく思っております、私も私の仲間も応援しておりますので幸さん

いつまでも元気で頑張ってやといいたい。

その便りを載せます。

9月15日

 海田小学校4年生の瀬野川探索会 無事終了

海田小学校4年生の水族館作成生物捕獲調査が行われた。

サポートに クラーク記念国際高等学校30名 広島大学生物生産学部海野研究室5名、広島市立大学情報科 西研究室5名

海田小学校4年生の父兄10名が参加してくれた。

海田小学校の児童は70名ほど

父兄も約10名ほど参加してくれた。

例年、各校瀬野川探索会は1回ずつするが、海田小学校は年間を通じて、瀬野川を軸に学ぶとか!!

1学期は、瀬野川を体験する

2学期は水族館を造る

3学期は報告会をするようだ

この日 生物捕獲調査は、平水で濁りも無く水温低下もさほど無かった。

予定ドンピシャに子供達も到着

直ぐにサポート隊と合流して、捕獲撮影を開始

すると、広島県の貴重な生き物がたくさん捕れた!!

この生き物は直ぐに、父兄と広島市立大学情報科の学生カメラマンが撮影

その後は、瀬野川の生き物を研究している、加藤さんの協力を得て

海田小学校に瀬野川水族館を造る。

 もちろん、期間を決めての展示だ。

この展示で地域にも他の児童にも、興味付けができれば大成功だ。

瀬野川探索会も16年継続できている。

初めはエビ1匹を取ることもできないくらい生物は減少していた。

 行政と何度も話し合い、治水利水、生物多様性環境を残す工法を取り入れ

少しずつ生き物が定着してきた。

 活動から10年ほど経った頃から、沢山の瀬野川シジミが増えてきた。

これなら℧シジミは大丈夫だ!!

思いついたのが、{瀬野川シジミを味わう}

見る!振れる!味わう!!語る!!これができたら瀬野川の良さを広める事もできるはず!!

最初は少しのシジミを味わうことでしたが、今年は完全に復活している。

 海田南小学校3年生から聞いたのは、「瀬野川シジミブチ美味しかったです!!」「何倍食べた?」

最高に食べたのが、ナンと5杯!!女子でも2,3杯は味わったとか

スゲー感動してくれた。

絶対に「臭いとか苦い、まずい」と言われないように何度も水を交換して

丸一日、酸素を供給し泥と糞を取り除き、

最高に美味い出汁を取る。

分厚い北海道出汁昆布5枚

焼津産の鰹本枯れ節

熊本産の煮干しうるめ鰯

焼津産の枯れ鯖節

宮崎産の香信椎茸

北海道利尻昆布

最後は秘伝の甘口味噌で調えた。

そして海田南小学校に作った味噌汁のシジミは約8kg

これを購入すると莫大な金額になる!!

大型鍋に3バイ100名分を海田南小学校に持参した。

 この瀬野川シジミの味噌汁は、各校探索会終了翌日に、海田小学校、海田西小学校、海田南小学校と同じ配合で作った。

また治水では、観察パトロールで把握していた、危険箇所4カ所を広島県の西部建設事務所にも伝えている。

その危険箇所の1カ所は年内中に浚渫補強工事に入るとか!!

アー良かった!!国道2号線が崩れたら大事になる!!

浚渫工事場所は、クラーク記念国際高等学校の皆さんと生物捕獲移動を考えている

少しでも生き物が増えることと、地域の安全を守るサポートができれば良い。

私が言いたいのは、治水利水、生物多様性環境は人の心で共和できる事

壊すのは人の心、直すのは人の心

どちらも人間が行う気持ちと思う。

 大きくなった中州も氾濫原因に繋がる。

しかし、堆積した中州の水面上を取り除くだけで、生物多様性環境は残るし治水もできる。

2000年に浚渫工事を行った場所を、同じ目的で取り除き、破損した護岸を補強する。

壊した自然は中々戻らないが、残そうと努力した工事なら直ぐに復活する。

 広島県唯一の自然豊かな、ダムの無い、加工堰のない河川が瀬野川です。

今年も多くの家族ずれが楽しんでいました。

 私の思いは、瀬野川が子供達に親しめる、学習モデル河川として広島県から認可を受け

このままの状態を残すことができればそれでエエと思う。

 無理に公園や施設もいらない。

中州がでかくなれば、生物を移動させ、適切な浚渫してもらい、また楽しめる瀬野川になる事を期待する。

この活動は私ができなくなっても、子供達が引き継いでくれるとありがたい!

2016年最後の探索会で捕獲できた生き物はこれだ !!

16年ぶりに捕獲できた、テナガエビ、

それと2016年では1匹目のナマズ

あとは、メダカ、カジカの成魚、稚魚、ウキゴリ、ヨシノボリ、フナ、ギギ、オイカワ、ドンコ成魚、稚魚、メダカ

特にギギとカジカ、ドンコが増えてきたことが実感できた。

水族館造りは、加藤さんがサポートしてくれた。

海田小学校に16個の水槽展示をするようだ。

子供達に瀬野川の大切さを呼びかけ、守る心が育てば良いと思う。

16年継続しているが、毎年生物が増えている。

このまま生物多様性環境と治水利水が上手く共存共栄できればよい。

今年の瀬野川河川学習

参加してくれたのは

海田小学校4年生70名 3回

海田南小学校3年生 100名 2回

海田西小学校4年生27名2回

サポートにクラーク記念国際高等学校、広島大学生物生産学部海野研究室 広島市立大学情報科西研究室が参加してくれました。

怪我人も無し水は綺麗で生物も増えています。

画像の水生昆虫は、鬼チョロ!!渓流の釣り餌に最適!!瀬野川では初めての捕獲撮影でした。

瀬野川を楽しむ会は下記の皆さんのご支援で活動しています。

広島県、海田町、クラーク国際記念高等学校、広島大学生物生産学部海野研究室、
広島市立大学情報科吉田研究室、国際学院サッカー部、東洋造園株式会社、
麒麟倉庫株式会社、有限会社渋谷塗装店、伏見建設株式会社、広島経営センター、
広島双葉ライオンズクラブ 公益信託サニクリーン広島環境美化基金、
広島銀行株式会社 鴻治組  洋伸建設㈱ 横山建設株式会社

 

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