kumaの腎細胞癌闘病記

2008年腎細胞癌で左腎を全摘、5種類の抗がん剤を行ったり来たり、現在はトーリセルで治療中。

血液サラサラ

2015年04月24日 | 大動脈解離

私は大動脈弁を人工弁に置換しております。大動脈解離を起こし、2009年の5月に緊急手術をしたものです。血管中に異物を挿入すると、血栓が起こりやすくなるので、血液凝固防止剤(一般的に血液サラサラの薬と言われています)を服用します。

これを飲み始めると不便で、薬によっては納豆やグレープフルーツを禁止されます。また、血が止まりにくくなるので、ケガには注意しなければなりません。手術等の大量出血を伴う治療の場合、いったん薬を止めて、体内から完全に排除してからの手術となるため、薬に寄りますが、1週間から10日の準備が必要になります。その分入院期間が長くなります。

私の場合、血液のサラサラ度、PT(INR)を2前後でコントロールするように言われていますが、前回の検査で1.25と下がっており、主治医と相談してワーファリンを1mg増やしてもらいました。2週間後(昨日)、検査したら、1.95で、しばらくこれで行くことになりました。

やっぱり、何かと不便で鬱陶しいです。


ご機嫌直しに、うちの美人犬リナちゃんの写真をどうぞ。




英会話教室

2015年04月20日 | 日々のできごと
4月18日、1999年大口市(現伊佐市)のふれあい講座の英会話教室に参加していたメンバーが久しぶりに集結しました。

大口の英会話教室が終わった後も、栗野町(現湧水町)、横川町(現霧島市)の英会話教室に、少しずつメンバーを変えながら参加していた仲間たちです。当時の話題で話が弾み、いつの間にか4時間もたっていました。

残念なこともあります。
メンバーの内、腎細胞がんで腎臓全摘2名、肝臓を悪くして自宅療養中一人、骨盤の手術をしてリハビリ中一人、脳梗塞、心筋梗塞、足の大動脈の拘束を一人で経験した人一人。それで3名が欠席でした。

40歳から77歳、幅広い年齢層ですが、いつまでも健康で、みんなで仲よく集まって楽しく話したいものです。そのためにも私も体を大切にします。今回欠席された方も体をいたわり、健康な体で、次回集まりましょう。

See you again!





後日談です、次の日にこのメンバーの中から、Yさんご夫妻(前列右から二人目と後列左から一人目)が、栗野高原ランニング大会に参加され、奥様が女性の部で見事2位になられました。おめでとうございます!!

この人は、フルマラソンを3時間30分台で走る力の持ち主です。すごい!、ちなみにご主人もサブ4ランナーです。

蛇足です。
サブ4:フルマラソンで4時間を切ってゴールすること。一般の市民ランナーはここを目指します。
サブ3:フルマラソンで3時間を切ってゴールすること。市民ランナーではエリートです。
サブ10:フルマラソンで2時間10分を切ってゴールすること。超一流ランナーです。近頃はサブ5という言葉さえ出てきています。2時間5分を切るランナーで、世界でも何人かです。夢のまた夢です。日本人では無理か?

友、虹を渡る

2015年04月14日 | 腎細胞癌
ブログ仲間がまた一人虹を渡られました。腎臓のがんで再発転移治療中の人だけが集まるブログなので、こういったことは残念ながら全員が覚悟しております。

現役の看護師さんで、専門的なことをみんなに教えてくれた方でした。自分の最後の時までその経緯を知らせて下さいました。

悪くなるときは急激に悪くなる、そのスピードは信じられないくらいに早い。など、良く冷静に文章にできたなと、その精神力には頭が下がります。それもすべて、我々仲間のために無理されたのでしょう。とにかく、いつ来るかわからないその時のために、準備だけはしておけよ、という彼女のメッセージ。しかと心に焼き付けました。準備は始めていましたが、完成を急ぐことにします。

それにしても、残念、悔しい、悲しい、寂しい、つらい、情けない。無念の言葉しか出てきません…。
いや、そうです、感謝がありました。この方には、いっぱい教えてもらいました。たくさん助けてもらいました。

感謝に絶えません。本当に有難うございました。


合掌。

無呼吸症候群

2015年04月03日 | 間質性肺炎
循環器科と呼吸器科を受診してきました。
呼吸器は昨年1月に発症した間質性肺炎のフォローです。血ガスと採血、レントゲンの撮影でしたが、結果は全く問題なく、今日でフォローも終了しました。今後は泌尿器科で撮る3か月に1度のCTを見て、異常があれば診察することになりました。良かったです。

循環器ですが、2月の健康診断で大動脈の解離部に血栓が見つかり、病院側から言われて受診したものです。ステントによる治療も考えられるが、泌尿器との絡みもあり、経過観察としましょうと言われました。もし血栓がはがれて飛んだ場合は、足の血管をふさぐ可能性があるので、足が痺れたり、青く変色したりしたら、すぐ病院を訪ねるように言われました。気を付けたいと思います。

待ち時間を利用して別の病院を訪ね、無呼吸症候群用のCPAP(圧縮空気を強制的に鼻を通して肺に送る装置)をレンタルするための検査をお願いしました。検査用の機器を一晩装着し記録を取るもので、手のひらに乗る程度の小さな機械です。あとはそれをコンピューターで解析し、立派な?無呼吸症候群であると証明されれば、メーカーからCPAPが届き使用開始となります。

実は16年前にこの機械を購入し、現在も使っているのですが、なにせ古い型ですので物が大きく、音もうるさいです。今は保険が適用されレンタルができますので、最新式の機械が月々約4,500円で、フィルターやマスクなどの消耗品もついて、使用できます。

今夜検査キットを装着して寝ますが、たまたま調子よくて無呼吸と診断されなければレンタルできません。立派な?無呼吸だとは思っておりますが、ちょっと心配です。いつもよりちょっと多くお酒を飲んで寝ることにします。では、おやすみなさい。

雨に散る桜

2015年04月02日 | 日々のできごと
ここのところの雨で桜もだいぶ散り始めました。散る間際のさくらもまた美しく、花吹雪、そしてピンクの絨毯、風情があります。
定点での撮影N0.3です。



つつじの上に花びらが落ちて、まるでピンクの花が咲いたようです。




台湾からの観光客が、
「この可愛いワンちゃんと写真を撮ってもらっていいですか?」と笑顔で聞かれ、うれしくなって「もちろんいいですよ」と、里菜を抱いた台湾のおばちゃんを、彼女のカメラで撮りました。きれいな英語をしゃべる方でした。(台湾でイギリスの企業に勤めておられると仰ってました。)

バス1台チャーターして来られていて、こんな田舎に外国の観光客が、とビックリしましたが、別の方と、昔ならった片言の中国語で話をしたら、思ったより通じて楽しかったです。う~ん、まだまだ捨てたもんじゃないな。と自画自賛した次第です。