JR東日本 (信)横川駅普通入場券 ~その2

前回エントリーでJR東日本横川駅の普通入場券を御紹介いたしましたが、手元に2時間制限がかかる前の様式がありましたので御紹介いたしましょう。


   


JR化後間もない昭和62年11月に発行された普通入場券です。白色無地紋のB型大人・小児用券で、東京印刷場で調製されたものです。

この券を購入した当時は北陸新幹線(当時は長野新幹線)が開業する前の時代で、横川~軽井沢間の峠越えをするためにEF63重連の補機が連結もしくは開放されていたため、列車は同駅で必ず10分程度の長時間停車をしていました。また、釜めしで有名な駅弁のおぎのやさんの立売りによる駅弁の販売と列車が発車する際には列車に向かって深くお辞儀をする光景が見られ、情緒ある駅でした。


JR化後の東京印刷場で調製された普通入場券は、「口東」という符号が追加されることがなかったため、様式的には国鉄時代のものと同じで、国鉄時代から引き継がれた券も存在しますので、昭和62年11月という発行時期からすると、この券は国鉄時代から引き継がれた券である可能性もあります。

では、前回エントリーの2時間制限のかかった券(新様式券)と比較してみましょう。


   


これが前回エントリーのものです。時間制限の文言の他は、だいたい今までの様式(旧様式券)を踏襲してるように見えます。


   


駅名の部分の拡大です。
上が新様式券で下が旧様式券です。「川」と「駅」の間の間隔が若干違っていますが、東京印刷場は閉鎖されているので新様式券は外注印刷と思われますが、特活については同じものが使用されていたのかもしれません。

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