韓国にこびる曲学阿世？保坂祐二という男

こんな日本人がいるのである。呆れて、不快になった。

きょう１７日の産経ニュースのコラム「ソウルからヨボセヨ　“韓国の呉善花”さん」に、保坂祐二という日本人学者のことが出ていた。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130817/kor13081703140000-n1.htm

記事によると、韓国のマスコミを舞台にしきりに日本批判を展開している世宗大教授という。「韓国女性と結婚し韓国国籍になった人で、大学では「独島（竹島の韓国名）研究所」の所長までしている。日本人が日本を批判しているので“良心的日本人”として韓国では人気だ」と書かれていた。

勉強不足で、こんな人物が存在していることを知らなかった。（精神衛生上は知らないほうが良かったかもしれない）

ｗｉｋｉを見ると、１９５６年、東京生まれで、８８年から韓国に在住、２００３年に韓国に帰化した。妻は韓国人。「福澤諭吉と朝鮮開化派の相互関係研究、日本の植民地時代の朝鮮、満州、台湾に対する支配政策（特に、同化政策）を専攻した。日本の歴史認識を批判する発言が多い」という。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BF%9D%E5%9D%82%E7%A5%90%E4%BA%8C#.E7.A0.94.E7.A9.B6.E3.81.A8.E4.B8.BB.E5.BC.B5

考えてみれば、日本国内にも多くの反日学者がいるのだから、驚くには当たらないのかもしれないが、「それにしても」と思う。韓国に行って虚偽の「慰安婦強制連行」を謝罪して回った詐話師吉田清治や、嘘の残虐行為を告白して中国で懺悔の旅をした元日本兵たちのことを連想した。中韓から「良心的日本人」と賞賛されて・・・。卑屈、迎合、恥知らず、鉄面皮、厚顔無恥、韓国にこびる曲学阿世など、いつくかの侮蔑の言葉が浮かぶ。

竹島問題をどう研究したら韓国の領土だという結論にたどり着けるのだろうか？　信じがたい脳構造である。東大工学部に在籍していたというから、アンポンタン鳩山由紀夫と同類なのかもしれない。

こんな人物を呉善花さんと比べてはいけない。コラムの筆者黒田記者はこう書いている。「彼女は最近、韓国批判がたたって韓国で入国拒否され話題になった。ところが保坂教授が祖国日本で入国拒否された話はない。保坂教授は呉善花さんの祖国訪問の自由という“人権”を守ってあげなくちゃあ」。多分に皮肉交じりだ。

韓国の鬱陵島視察に向かった日本の国会議員３人は仁川空港で入国を拒否されたが、韓国の国会議員ら４人は日本に入国し１５日、機動隊に守られながら靖国神社付近で抗議声明を読み上げて、無事帰国したではないか。韓国の民主主義と人権意識をどう考えているのだろうか？言論と学問の自由については？

学問研究の成果は、客観的に判断しなくてはならないが、残念ながら私には、この人物の著書を読もうという気はまるでない。金と時間の無駄になるし、「意図的な無視や歪曲に満ちている」との予想を抱くからだ。

ネットに「保坂教授の論説を検証する」とのページがあった。参考にしたい。
http://outdoor.geocities.jp/yabutarou01/a/newpage2.html