へそ曲がりの真っ直ぐ日記

反日の韓国と中国、国内の反日マスコミを斬る

「空白の7時間」 パククネはなぜ顔を見せなかったのか?

2014年10月29日 | 報道・ニュース
「空白の7時間」パククネはなぜ顔を見せなかったのか? 韓国の中央日報の記事だ。
<「朴大統領、セウォル号当日7時間に7回指示」>
http://japanese.joins.com/article/974/191974.html?servcode=200§code=200&cloc=jp|main|top_news

■金淇春(キム・ギチュン)青瓦台(チョンワデ、大統領府)秘書室長が「大統領の7時間」について積極的に釈明した。28日の国会運営委員会国政監査からだ。

金室長はこの日の国政監査出席前、セウォル号沈没当日の大統領の指示事項を時間帯別に整理した日誌を提出した。朴槿恵大統領が4月16日午前10時に初めて報告を受けた後、午後5時15分に中央災害安全対策本部を訪問するまでの7時間に7回直接指示を与えたという内容だ。

答弁書には「ただの1人の人命被害も発生しないように」(午前10時15分)とか「海洋警察特攻隊を投入してでも救助しなさい」(午前10時30分)は具体的な指示も含まれた。大統領が執務室にいなかったとか事件発生後の序盤対応に問題があったという疑惑についての積極的な釈明だった。

答弁書を提出させたセヌリ党の金在原(キム・ジェウォン)議員は「大統領の当日の動向に頑なに答えなかった理由が何か」と尋ねた。金室長は「大統領はずっと青瓦台で時視各角の報告を受けて指示をした」として「ただし警護問題のため、特定の位置を言えないと一貫して話してきた」と答えた。以前に「当時、大統領がどこにいたのか分からない」とした本人の答弁については「位置を特定できないという趣旨が伝えられず恐縮だ」と話した。それと共に「大統領がいらっしゃる場所はまさに執務室で、朝起きてから寝るまでが勤務時間」としながら「官邸もやはり執務室の一部であることに間違いない」と強調した。

新政治民主連合のイ・チャニョル議員は「大統領が7回の指示をしたとしても、ただの1度も対面報告がなかった」として「国民数百人が亡くなる中で午前10時30分以降午後2時11分まで何の指示もなかったというのは納得し難い」と問い詰めた。

事故から半年以上たっても、韓国の国会でこの問題がまだ議論されているのだ。パククネの行動への疑問や不信感は解消されていない。朝鮮日報にはこんな記述もあった。

 ■新政治民主連合の徐瑛教(ソ・ヨンギョ)議員は「午前11時24分に『全員救助は誤報』だという放送が流れたが、大統領に書面でいったい何を報告したのか。大統領はどんな報告を受けたのか。差し迫った状況が大統領に伝わっていなかったのではないかという国民的な疑惑が消えていない」と追及。さらに徐議員は「大統領がこれだけ多くの報告を受けながら、午後5時15分に中央災難安全対策本部を訪れた際、『救命胴衣を着ているというのにそんなに発見が難しいのか』というおかしな発言をしたのはなぜか」と問い掛けた。<秘書室長が説明した朴大統領の「7時間」>http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/10/29/2014102900609_2.html

さらに<金室長は7月にも国会運営委に出席し、「大統領がどこにいるか分からない」と答弁したことについては、「位置を明かせないという意味だったが、正確に伝えられなかったとすれば申し訳なく思う」と述べた>という。その理由についてはこう説明した。
■金室長は事故当日の朴大統領の動静について「大統領が執務する青瓦台は比較的限られた地域だ。衛星でも見通され、無人機に上空かから撮影もされている。過去のことであっても、国家元首がいた場所について、正確な時間や特定の位置を明かすことは、今後の警備上大きな問題を招くため、話すことはできない」と述べた。■

しかし、この発言がさまざまな憶測を呼ぶ原因となった。朝鮮日報の記事を引用しながら、産経がその「空白の7時間」について報じたのは、ジャーナリズムとして当然の行為である。自分の記事は棚のの上げ、その産経を口汚く非難し、罵倒し続けている朝鮮日報だが、<「空白の7時間」騒動を生んだ大統領府の責任>と題する社説を掲げてこう指摘している。
■・・・・・・・
 歴代の大統領が、ある特定の時刻に大統領府内のどの場所にいたのかを追及されたケースは過去に一度もない。金室長も恐らくそう思っていたはずだ。金室長は「分からない」と述べたことについて「正確な場所を申し上げるのは難しいという意味だった」と釈明した。だがセウォル号事故の渦中に、大統領秘書室長が自分の発した「分からない」という一言によってどれだけ騒動が大きくなるのかを見通す能力がないのであれば、これは深刻なことだ。大統領府は大統領の当日の指示を今ごろになって公開した。大統領の指示内容が形式的なレベルだということを気にしてこれまで公開しなかったのかは定かではないが、こうしたおかしな対応がつまらぬ疑念を生み、最終的に大きな被害をもたらすという事実に大統領府は依然として気付いていないようだ。

その責任に一番気づいていないのは、パククネ自身ではないのか?「不通」大統領と呼ばれるゆえんだろう。 だから、こんなことを言われるのだ。
<【記者訴追 韓国に問う】
「痛いところを突かれ過剰反応」ジャーナリストの岩瀬達哉氏 「スケープゴートの意図も…」>
(産経)

■加藤達也前ソウル支局長(現東京本社社会部編集委員)を在宅起訴するという言論の自由を無視した行動からは、朴槿恵大統領が今回の報道内容を日本政府の首脳陣に知られることを嫌がったことが察せられる。弱みを握られ、今後の日韓交渉の支障になると思ったのではないか。

 痛いところを突かれ、過剰反応を起こすのは人の常だが、言論の自由が保障された国ではあり得ない対応だ。検察当局が独立していないことを自ら証明した。

 普通の人なら、韓国の検察当局の異常な対応を「大統領府の意向で動いている」と深読みする。韓国の国民も同じように受け取るはずで、公権力にとってプラスになることではない。

 公権力と対立した経験は私にもある。平成4年ごろから旧大蔵省の体制を批判する記事を書いた。すると、私の個人事務所に、企業を対象にするような大がかりな税務調査が入った。

 今回の加藤前支局長の例と重ね合わせると、公権力が痛いところを突かれて過剰反応した典型的なケースだと思う。だが、日本の公権力はまともだから、身の危険を感じることはなかった。突然の呼び出しにも動じず自らの正義を通した加藤前支局長には今後も闘う姿勢を貫いてほしい。

韓国報道でリードしていた産経新聞に対し、韓国政府には面白くない思いがずっとあったはずだ。産経新聞に厳しくあたれば、当然日本の他のメディアは自主規制する。メディアに書かせない、書きにくくすることを狙ったのだろう。

 さらに産経新聞をスケープゴートにすることで、韓国の国内メディアにも「大統領に関する報道は慎重にしなければ」と思わせようとの意図があったはずだ。

 案の定、加藤前支局長の記事で引用された朝鮮日報は「一緒に闘いましょう」と息巻いてもよいはずなのに、社として声明を出していない
。韓国では実質的に言論の自由が保障されていないのだと思う。権力で言論を封殺するようなことはあってはならない。これまでの対応を見直さない限り、韓国は真の民主主義国家にはなれない。(談)■

産経ソウル支局の名村隆寛記者もこう書いている。
<【本紙前ソウル支局長起訴】
行き過ぎた“忠誠心”韓国 「まずいことにならねばいいが…」冷静論の不安が的中>

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今回の問題は当初、「わが国(韓国)の大統領が日本のメディアから名誉を傷つけられた」という告発から始まり、韓国側では注目された。しかも相手は、慰安婦問題など“歴史認識”で韓国側と相反した主張を展開する産経新聞だ。

 「国家元首の名誉を毀損(きそん)する悪意ある報道で、極めて重大」(韓国外務省報道官)、「度を超した報道」(東亜日報)などとの“産経バッシング”が続いた。同僚(加藤前支局長)の告発直後に、「これは懲らしめであり、見せしめだ」と感じた。同時に、大統領の名誉を守ろうとする人々の「忠誠心」がもろにうかがえた。

 ソウルでの日常生活では、こちらを気遣い同情してくれる人がいる一方、“留飲”を下げたのだろうか、意味深長な“笑み”を浮かべたり、不要に話しかけてきたりする者も実際にはいる。

 「もし、これが日本以外の他国のメディア、あるいは産経新聞でなかったら、同じようなことが起こっただろうか」。ソウル駐在の日本人記者に最近、そんな質問を投げかけてみた。彼の見方は「日本の、しかも主張が相いれない産経新聞だったからかもしれない。万が一、中国やロシア、欧米のメディアが報じたとしても、あれほどのおとがめ(在宅起訴)は絶対にないだろう」というものだ。・・・・・・・■

パククネの言論抑圧は過去最悪レベルだとの指摘もある。
<【記者訴追 韓国に問う】
父・正煕が守った『言論の自由』どこへ…西岡力・東京基督教大教授>
(産経)

■加藤達也前ソウル支局長(現東京本社社会部編集委員)の在宅起訴で一番問題なのは、韓国内で加藤前支局長の記事の翻訳が出回った直後に、青瓦台(韓国大統領府)が産経新聞に電話をかけたことだ。

 電話で青瓦台の報道官は刑事・民事での法的な対応を宣言したという。記事の内容に抗議したり、訂正を求めるということはあってもいいと思う。だが、権力を持っている側が「刑事・民事で法的な対応を取る」というのは、明らかに権力の乱用だと思う。

 朴槿恵(パク・クネ)大統領の父、朴正煕(チョンヒ)氏が大統領の頃、「言論の自由がなかった」といわれているが、朴槿恵政権よりはましだ。安全保障の観点から、マルクス・レーニン主義の本を読んではいけないなど自由の一部を制限していたことはある。だが、日本の新聞の特派員が「独裁者だ」などと朴正煕氏について批判的な記事をたくさん書いても、刑事事件として起訴されたことはなかった。

 むしろ、言論の自由がなくなったのは、民主化されたといわれている金大中(キム・デジュン)大統領の時代からだった。私が寄稿していた「韓国論壇」という雑誌を出している出版社の社長が名誉毀損(きそん)で起訴され、有罪となった。その当時、社長から「西岡さん、ソウルでうちの雑誌を裸のまま持っていると危ないですよ」といわれたことがあった。


朴槿恵政権は自由民主主義を守る政権だったのに、独裁といわれた朴正煕大統領時代でもなかったようなことをやっている。

 その意味では残念で、朴大統領は父の時代に守られていた言論の自由を守るべきだ。

 言論で名誉を傷つけられたと考えるのであれば、青瓦台も言論で対抗してほしい。産経新聞に青瓦台の主張を寄稿することも一つの手で、いろいろとやり方はあると思う。

 加藤前支局長の出国禁止がいまだに続いていることは広い意味で、身柄を拘束していることと変わらない。逃亡の恐れがないということで在宅起訴にしたのだから、加藤前支局長が普通の生活ができるようにすべきだと思う。(談)■

金大中が朴正煕より言論の自由を抑圧していたとは意外である。そして、パククネはそれ以下だと言うのだから・・・。西岡氏は、 駐ソウル日本大使館専門調査員も務め、韓国民主化時代をよく知っており、その経緯と裏側を記した『日韓誤解の深淵』(亜紀書房、1992年)の著書もある。

●気になる韓国のニュース
▽やはり手抜きが横行する人災の国だった。
<韓国のコンサート崩落事故 換気口ふたに手抜き工事 同種のふた、ソウルに数千カ所>

■韓国ソウル郊外の城南市で野外コンサート中に換気口のふたが崩れ落ちて観客らが転落、16人が死亡した事故で、金属製のふたを設置した際、手抜き工事が行われていたことが27日までの捜査で分かった。警察が同日明らかにした。

 警察は主催者や工事関係者を業務上過失致死傷容疑で調べており、近く刑事処分を決めるとみられる。

 警察によると、金属製のふたに溶接不良が見つかったほか、ふたが周囲の枠にボルトで固定されていなかったという。
 同種のふたはソウル市内だけでも数千カ所あるとみられ、事故後、自治体は安全点検を進めている。(共同)■

▽だから、さすがにこれには脱帽するしかないようだ。
<【コラム】50年間「事故ゼロ」の新幹線>(朝鮮日報)
■世界初の高速鉄道である新幹線が開業してから、今月1日に50年を迎えた。1964年に開業した東海道新幹線は、日本の3大都市である東京・名古屋・大阪を結び、交通の大動脈としての役割を担ってきた。

 新幹線が有名なのは、言うまでもなく営業運転の開始が最も早かったからだ。フランスのTGVが1981年、ドイツのICEは91年に営業運転が開始されたことを考えると、驚くべき早さだ。だが、それよりさらに驚くべきことは、半世紀にわたって、死傷者を出す事故を一度も起こさず運行を続けてきたということだ。これは世界の鉄道史でも類例のないことだ。

 線路の上を高速走行するということは、工学的にそれほど難しいことではない。欧州では20世紀初めに、現在の高速鉄道の基準となる時速200キロ以上で試運転に成功している。だが、試運転に成功することと、長期間にわたって高速鉄道で毎日数十万人もの乗客を安全に輸送することは全く別だ。ここに新幹線の本質が隠されている。・・・・・・・・・・■

▽そして、これが韓国の現実なのか?
<開通1年半の「李舜臣大橋」、揺れひどく車両通行禁止>(朝鮮日報)

■26日、全羅南道光陽市金湖洞と麗水市猫島を結ぶ韓国最長のつり橋「李舜臣(イ・スンシン)大橋」が大きく揺れるという通報が相次ぎ、車両の通行が全面的に禁止された。

 全羅南道消防本部は同日午後6時から10分間に「119(消防)」と「112(警察)」に「李舜臣大橋が普段よりひどく揺れ、吐き気がするほど酔う」というドライバーからの通報が十数件あったことを明らかにした。消防当局・麗水市・光陽市・警察は同日午後6時20分から約30分間、橋を通行していた車を安全な地域に移動させ、ほかの車両については運行を全面的に禁止した。麗水市は「原因を詳しく調べて確かめる」と話している。麗水地方海洋港湾庁も同日午後6時44分から李舜臣大橋の下を通過する予定だった大型コンテナ船など船舶11隻の通行を制限した。

 李舜臣大橋が揺れたのは、道路の舗装工事が原因ではないかといわれている。全羅南道では「李舜臣大橋では光陽市から麗水市方面に向かう2車線道路の舗装工事が昨年6月から行われているが、同橋があまりにも長いため下に土台となる部分がなく、片側だけ舗装すればその重さと風の影響で揺れが発生する可能性がある」と説明している。

 李舜臣大橋は2012年5月の麗水エキスポ開幕前に臨時開通し、昨年2月には完全開通していた。全長は2.26キロメートルで、韓国最長のつり橋だ。■

通行は27日に再開されたが、揺れの原因は、<橋が揺れる現象は、エポキシ樹脂を混ぜたアスファルトで舗装した後、橋の欄干に設置された全長2.26キロ、高さ1.2メートルの布製のシートが秒速8.2メートルの風で揺れ動いたのが原因だった>という。落下しなかった。

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