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ミカエル(大天使・み使いの頭・天使長)[だれか神のようであろうか]~聖書

2017年12月04日 | 日記

 

み使いの頭・天使長・大天使 ミカエル

(Michael・ミカエル)[だれか神のようであろうか]

この尊い名をいろんな国の人がご自分の名前にしています。クリスチャンの親より命名ミカエル、マイケル、ミッシェル

 


聖書の中でガブリエル以外に名前を挙げられている唯一の聖なるみ使い

 


御使いのかしらミカエル」と呼ばれている唯一のみ使い。
(ユダ 1:9)

 


この名前が最初に出て来るのはダニエル 10章で,そこではミカエルが「主立った君のひとり」として描写されています。
彼は「ペルシャの王土の君」の反対を受けていた下位のみ使いを助けるためにやって来ました。

 


ミカエルは「あなた方ダニエルの民の君」,「ダニエルの民の子らのために立つ大いなる君」と呼ばれました。
(ダニエル 10:13,20,21; 12:1)


これはミカエルが,荒野でイスラエル人を導いた者であることを暗示しています。
参照・聖書(出エジプト記 23:20,21,23; 32:34; 33:2)

 


この結論を裏付けているのは,
大天使ミカエルは,モーセの遺体のことで悪魔と言い争ったとき,あえてののしって相手を裁こうとはせず,主(神)がお前を懲らしめてくださるように」と言いました。
(ユダ 1:9)

聖書的な証拠が示唆するところによれば,ミカエルという名前は,天を離れてイエス・キリストとなる前の神のみ子,および天に戻った後の神のみ子を指して用いられました。
ミカエルは「み使いの長」もしくは「主要なみ使い」という意味の「み使いの頭・天使長・大天使」と呼ばれている唯一のみ使いです。
この語は聖書中に単数形でしか出て来ません。

このことは,神によりみ使いの軍勢の長もしくは頭に指名されているみ使いがひとりしかいないことを暗示しているように思われます。
テサロニケ第一 4章16節では,復活後の主イエス・キリストの声がみ使いの頭の声として描写されており,イエスご自身が実際にみ使いの頭であることが示唆されています。
この聖句は,イエスが「号令」と共に天から下られると描写しています。

ですから,キリスト・イエスが王の王また主の主として現在有しておられる偉大な権威を低めたり損なったりしないような語で,その号令をかける声が描写されているはずだというのは全く理にかなったことです。
(マタイ書 28:18; 黙示録・啓示録17:14)

もし「み使いの頭・天使長・大天使」という名称がイエス・キリストにではなく他のみ使いに当てはまるとすれば,「み使いの頭の声」という言葉は適切ではないでしょう。
その場合,この言葉は神のみ子の声よりも権威の劣った声を描写していることになります。



ミカエルが実際に神のみ子であることを確証する類似点はほかにもあります。
ダニエルはミカエルについて初めて言及した後(ダニエル 10:13),「終わりの時」に及ぶ預言を記録してから(ダニ 11:40),
その時,大天使長ミカエルが立つ。彼はお前の民の子らを守護する。その時まで,苦難が続く国が始まって以来,かつてなかったほどの苦難が。
 しかし,その時には救われるであろう お前の民、あの書に記された人々は」。と述べました。
(ダニエル12:1)

ミカエルが「立ち上がる」ことは,「国民が生じて以来その時まで臨んだことのない苦難の時」に関係することになっていました。
ダニエル12:1)
ダニエルの預言の中で「立ち上がる」という表現は,王の行動,つまり王がその権力を握り始めることか,王としての立場で効果的に行動することに言及している場合が少なくありません。
ダニエル11:2~4,7,16後半,20,21)
これは,ミカエルがイエス・キリストであるという結論を裏付けています
というのは,イエスはハルマゲドンですべての諸国民を滅ぼす任務を課された,神(ヤハウェ,エホバ)の任命された王だからです。

第七の天使がラッパを吹いた。すると、天に大きな声がした。いわく、「今やこの世の王権はわれらの主と,そのキリストのもの。彼は世々とこしえに王であろう」と』。
(黙示録・啓示の書 11:1)
これはしるしを行う悪霊どもの霊であって,全世界の王たちのところへ出て行った。それは,全能者である神の大いなる日の戦いに備えて,彼らを集めるためである。
 ――見よ,わたしは盗人のように来る。裸で歩くのを見られて恥をかかないように,目を覚まし,衣を身に着けている人は幸いである。

――汚れた霊どもは,ヘブライ語で「ハルマゲドン」と呼ばれる所に,王たちを集めた」。
(黙示録・啓示の書 16:14~16)

 

イエスは人間になる以前,「言葉」と呼ばれていました。

「はじめに言葉があり,言葉は神と共にあり,言葉は神であった」。
(ヨハネ1:1)

彼はミカエルという固有名も持っていました。

復活後もイエスという名前を持ち続けることによって
『 「主よ,あなたはどなたですか」と言うと,答えがあった。「わたしは,あなたが迫害しているイエスである」』。
(使徒 9:5)

「言葉」は自分が地上にいた時の神のみ子と同一であることを示しました。

彼が天的な名前ミカエルと自分の称号(または,名前)である「神の言葉」(黙示録・啓示の書 19:13)を再び用いたことは,彼を人間になる以前の彼の存在と結び付けます。

ミカエルという名前は,名前そのものが「だれか神のようであろうか」と問いかけているように,神のような者,あるいは匹敵する者はほかにいないこと,

またみ使いの頭ミカエルが神の偉大な擁護者,または神の正しさを立証する方であるという事実を暗示しています。

 



      

 

 

 2015-12-13追記