日本語おもしろ発見

日々の生活から

「金子みすゞの詩における行数・拍数の特徴」

2014-07-29 12:18:45 | 研究演習2014
要旨
金子みすゞの詩が、言語形成が発達段階の児童期に取り上げられる理由を探るべく、金子みすゞの詩における連数・行数・拍数・文節数の特徴を調べることとした。

金子みすゞの詩全512篇の中から矢崎節夫が童謡集として再編した「金子みすゞ童謡集」(1998)を調査対象として、金子みすゞの各詩の連数・行数を数え、各行毎に「拍」という単位を利用して区切る。今回は詩を扱うため、「っ」「ん」の他に、作者が敢えて書いた意図を汲み取り「ァ」「ィ」「ゥ」「ェ」「ォ」も1拍として数え、「ゃ」「ゅ」「ょ」「ー」は数えないこととした。さらに1文を小学・中学・高校の国語文法で用いられる「文節」という単位で区切って、その数を調べた。
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