ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)。




それにしても、一体どうしてしまったのかというほどに
PSPに参入しているアダルトメーカーが元気だ。
作品によりバラつきはあるものの、売れ行きもそこそこ好調のようで、
リリース数、プロモーション展開の早さと規模、
どれをとってもゲーム系のサードパーティが完全に圧倒されている。

私は以前、UMDが新しいメディアであり、PSPがその再生機能を持つ以上、
選択肢のひとつとしてアダルト商材はあって当たり前だし、
そんなことでいちいち騒ぐ方がおかしいと書いたことがあるのだが、
いくら何でも増え過ぎである。
選択肢のひとつどころか、石を投げればアダルトUMDに当たる現状を
SCEはどう受け止めているのだろう。
相も変わらず困惑中であろうか。
困ったフリをしている間にも、
アダルトメーカーが猛烈な勢いでPSPを呑み込もうとしているというのに。

こんなのもある。


(アダルト業者の片棒を担ぐつもりはないのだが今回は敢えて掲載してみた)

18推も18禁も飛び越えていきなり「無修正」である。
PSPのスクリーン部分でアッチョンブリケをしている名も知らぬ女と
燦然と輝く無修正動画の文字。
いいのかそれで。

SCEは当初、映像メディアに関しては
ゲームとは規制に関する概念が違うため手が出せないが
ゲームに関しては18禁のソフトは発売「させない」としていた。

が、

出てしまうんである。
18禁のソフトが。

「MISTAKEを探せ・大人のトレーニング天国と地獄」
「口説いて脱がせろ! チャットDEゲーム」


どちらも9月末日発売予定。
ゲーム系の問屋も扱っているので、
ゲームショップでの扱いもあるはずだ。
おそらく、商品のカテゴリーとしては映像用UMDに分類されるため、
SCEのチェックを免れたものと思われる。
今後、ここを突破口にして(同じやり方で)
18禁ゲームがドサドサと出てくる可能性は高い。
アダルトアニメを使ったDVGの移植も当然出てくるだろう。
そうなれば、
「単なるゲーム機ではない」ことをウリにして登場したはずのPSPが、
「単なるエロ再生機」になってしまう。

「グランドセフトオート」の有害図書指定以降、
CESAが急に始めた「体裁上の自主規制呼び掛け」が
いかに「上辺だけ」のものであるかが、PSPの現状を見ていればよくわかる。
CESAはしょせん、輪の中にいる者(CESA会員のメーカー)が
「直接手を汚さない限り」、後はどうでも良いのだろう。
「あそこはうちの会員ではありませんので」で責任逃れして終わりである。
でなければ、この「エロまみれ」のPSPを放置するはずがない。

繰り返しになるが、私はアダルトソフトの存在そのものは否定しない。
あって当たり前だと思っているし、
ハードの普及を支える「影の主役」だとも思っている。
しかし、PSPというハードのイメージを
桃色に塗りかえそうなほどのアダルトソフトの蔓延は、
例えPSPが「ゲームだけではない」ことをウリにしていたとしても
明らかにマイナスである。

ゲームのラインナップが揃っていれば問題ないのだが、
今年に入って10万本を超えたヒット作が
PSの移植である「テイルズ・オブ・エターニア」1本では
どうすることもできない。
9月以降の新色発売とラインナップの充実で、
一刻も早く「ゲーム機」としての魅力を取り戻して欲しい。
SCEはPSP版「ウイニングイレブン」の売り上げと
それに伴うハードの需要拡大に相当な期待をかけているようだが、
サードパーティにおんぶにだっこも、そろそろ卒業してはどうか。
自社で出したハードなら、まず自分の力で何とかするべきであろう。

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