潮風に誘われて

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市民劇場

2016年01月19日 | 趣味
暖かい冬と喜んでいましたが、冬らしい寒さが訪れて来ました。

昨夜は公民館に市民劇場「メアリー・スチュアート」を観に行ってきました。

粗暴な夫、ダーンリーを殺害し、血筋を同じくするイングランド女王エリザベスの
もとに逃れたスコットランド女王メアリーが、そのエリザベス によって幽閉され、
19年の歳月が流れます。
そして、この日、メアリーがエリザベス暗殺の陰謀に関係したとして、死刑の判決が
下されます。
エリザベスと腹心レスターの計らいで、メアリーとエリザベスの対面が実現します。
二人の対決と決裂。それは全生涯をかけた戦いとなります。


メアリー役の栗原小巻とイングランド女王エリザベス役の樫山文枝がそれぞれサマに
なっていました。
終幕でメアリーが従容として断頭台に向かう場面が、あざやかな残像になりました。
樫山文枝のエリザベスは栄光に包まれるエリザベス女王ではなく、親近感を抱かせました。

女性としての!人間としての全生涯をかけた二人の熱情と対決、樫山文枝、栗原小巻の
大女優の共演が西大寺で見ることができました。

見ごたえたっぷりでした。


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