いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

怪文書?正規文書?

2011-04-13 | Weblog
 選挙が近づくと所謂「怪文書」なるものが街に出回ることが多い。わたしなど「敵が多い」ので以前は随分と怪文書が出回ったが、今回は1件だけだ。

 自宅あてに届いた1通のファックス。

先生の個人情報がインターネットに流出しています。なお、この事実は日本新聞協会加盟全社に通報済みです。

 とあった。そこにかかれたURLにアクセスすると、風俗店のメルマガを購読している議員や候補者名が数名並んでいた。そのなかに私の名前があったのだ。なんじゃい?

 こんなもんかい、とあきれてしまった。そもそも、メルアドを公開しているので、一日に何十件という風俗系、投資系、怪しげ系、中国系など様々なメールやメルマガが送られてくる。そんなもんまでかまってられるか!

 ご丁寧に、日本新聞協会加盟各社にまで通報していただいてありがとう。

 さて、その次の「怪文書」は凄い。「怪」にしては出来すぎているのだ。実在の弁護士2名が自民党の大田区議会議員を被告にして、損害賠償請求を起こした訴状と各種証拠のコピーである。

 なぜ私のところに来たのかは不明だが、訴状を読むにつれビックリしたのだ。あまりにも三文小説のようだからだ。訴状の要旨は以下だ。

蒲田の飲食店でバイトをしていた原告の女性Sさんに、この区議が再三にわたり「食事に行こう」「出かけよう」と電話攻勢をかけた。この区議は妻帯者なので無視していると「妻とは離婚する」と懇願。

結局この言葉を信じSさんは、彼と同棲を始めた。が、妻と離婚をしない。そこで、別けれた。しばらくして別の男性と再婚。ところが、この区議が再婚先まで押しかけてきた。

そこで再度離婚せざるをえなくなった。どうしてくれるのか、と区議に詰め寄ると「妻と離婚した戸籍抄本」を持ってきたので再度、同棲。(実際には離婚していなかったらしい)今度は、この生活のなかでDVを始めたためSさんは区議に再度別れ話を提案。

ところが、区議は「君と老後暮らすマンションを買おう」と逆に言い出し、Sさん名義でローンを組ませマンションを購入させた。しばらくは毎月15万円の返済資金を区議が払ってくれたが、いつのまにかこのマンションにも来なくなった。

現在、区議は蒲田の風俗店に勤める中国人女性と同棲をしている。

ついては、婚約不履行。マンションの返済代金未払い、DVなどあわせて1100万円の慰謝料を払え。

 という訴状である。

 いやはや、彼(被告区議)は議会でも教育行政に熱心なだけに、事実だとしたら同僚として大変残念である。すでに東京地方裁判所にて係争中なので、この行方を見守りたい。

 以上は、正式な訴状からの抜粋だが、この後、街には本物の「怪文書」が流れている。それには、以下のような、もっと三流週刊誌的ネタが書かれている。にわかには信じられない内容である。

現職区長は、衆議院選挙で与党候補だった公明党遠藤乙彦氏を応援しないで、対立候補だった森田健作氏の選対幹部だったのに、自分の選挙では、公明党の推薦をもらっているのは情けない。

被告区議がSさんとの交際費用を捻出するために、区長や区幹部に懇願して、大田体育館隣接地の不要なマンションを区に買わせたのではないか。
(本件は、松原区長らを被告として5億円余を区に返せ、との住民訴訟が提訴された。ただし、期限後の訴えのため棄却。)

別の自民党の区議が、被告区議の愛人が勤める風俗店から、女性を「お持ち帰り」した。

 民主党の「政治と金」問題で国民は小沢氏の説明責任に言及した。この区議たちも、事実無根であれば、区民に対して「説明責任」を果たすことが望まれよう。
 
また問題は、松原忠義区長(自民党)の「お役人手のひら区政」を批判して、自民党を離党しようとした「マトモ」な区議、永井前議長に対し「除名」というイジメをやっておきながら、倫理観欠落の被告区議、売春防止法違反の可能性がある区議に対しては「お咎めなし」という自民党大田総支部の「良識」とはなんぞや???うかがいたいものだ。

 民主党が大エラーと四球を投げ続けている今、まさに政権奪取のチャンスだろうに。こんな色恋沙汰で訴訟や怪文書が出るのは、いささか「脇が甘い」ですな、自民党さん。お気をつけあそばせ!

 怖い世界だ‥



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