ポエ活

村田活彦 a.k.a.MC長老のブログ。ポエトリー・スラム・ジャパン代表。ラップスクール2期生。

サツガイせよ!サツガイせよ!

2006年06月29日 23時55分06秒 | マンガ
from「デトロイト・メタル・シティ」

史上最凶、失禁必至のデスメタルギャグマンガ。

池袋の某書店で
追加注文分200冊が4日で売り切れたらしいよ。
確かに、確かに面白いけど
まさかこんなに同志がいるとは。


吉祥寺の某書店ではどうでしょう。

こうなりゃもはや何が流行っても驚かないぜ
ファ~~ック!










サムライサムライってうるさいんじゃ

2006年06月29日 00時36分59秒 | 日々
てなことを
私なんどか申しておりまして

だって当時の日本人のわずか数パーセントだよ?
ほとんどは百姓でしょ?
なんでサムライ=日本人代表みたいに言われるんじゃい

てなことをリーディングパフォーマンスで
やったこともあるのですが

聞くところによると
ソウル・フラワー・ユニオンの中川氏が
こないだのライブのMCで似たようなことを言ってたそうで。

うむ。なかなかみどころのある青年じゃないか。







『花よりもなほ』

2006年06月29日 00時25分11秒 | 映画・アニメ・動画
是枝裕和監督『花よりもなほ』を観た。

愛情豊かに、丁寧に作られた時代劇。
しかもコミカル。
『誰も知らない』の次にこれってのがすごいよね。


役者がいいよなー。
古田新太は言わずもがな、
岡田准一はどっから撮ってもかっこいいし
斜に構えた加瀬亮もいいし
そして何と言ってもキム兄やんのこの台詞

「桜がいさぎよく散るのは、来年また咲くのを知ってるからでしょ」

終わりの方で岡田くんも同じような台詞あるけど
やっぱキム兄が言うからこそいいんだよ


すごくはっきりした
メッセージのある作品だったりするけど
それは観終わったあとに考えればよいことで


何気なく映る江戸の風物を味わうだけでも
ちょっとした贅沢


ボロ長屋の井戸替え
やじろべい売りやうちわ売り
街道を走る飛脚

軒下の照る照る坊主
ケンパで遊ぶ女の子たち


美術は「羅生門」を手がけたベテランさんだって








Coccoのこと

2006年06月28日 01時17分49秒 | 音楽
インタビューを読むのは基本的に好きなんだけど
今売りの「ぴあ」に載ってる
Coccoのインタビューは格別、特別だった。

彼女の歌を初めてライブで聴いたときのことを
思い出す。

Coccoは辺野古の海で人魚を見る。
Cocco沖縄のユタだ。


どうやって書いても
なんだかオカルトっぽい説明になってしまって
もどかしいんだけど、
たかが、とあえて言わせてもらえば
「たかが」雑誌のページに印刷された活字から
ここまで強い魂を感じることなんて
めったにあるもんじゃない。

ともかくもCoccoはまた歌いだしてる。


去年はロックインジャパン。
今年は8月に武道館に聴きにいくよ。

神様は、いや別に神じゃなくてもなんでもいいんだけど
私らの頭の上だかどこだかに
なんらかの超越的存在が仮にいるとして、そいつも
Coccoから歌を奪わないくらいには
優しいのだろう。







お金になりたい

2006年06月26日 13時10分01秒 | 日々
もしかして私たち
お金が欲しいんじゃなく
お金になりたいんじゃないだろうか

いつかここからいなくなる私たち。
けれど少なくともこの国や経済システムがある限り
お金は残る。

自分という存在をデジタル化、数値化して
儚い肉体なんかじゃなくて
貨幣とか証券とかに換算してしまえたら

私が死んだあとも
私のお金たちは半永久的に
この世界をぐるぐる回り続ける。








中田ヒデが泣いてた。

2006年06月24日 19時48分01秒 | テレビ
中田英寿がピッチで仰向けになって倒れてた。
それをカメラがとらえた。
4-1でブラジルに敗れたあとのこと。

ブラジルの選手と交換したユニホームで顔を覆っていて
でもカメラはそのユニホームの隙間にズームして
真っ赤になったヒデの眼が画面に映る。

そのとき、カメラマンは何を思ったんだろう。
「スクープだ」と興奮したのか
それともプロフェッショナルとしての冷静さで
冷静にモニターをのぞいていたのか。

あれは、撮ってはいけない映像ではなかったか。

サッカーのことは何もわからないけど
肉体的にも精神的にもギリギリの中で
しかも最後になるかも知れないW杯で惨敗した、
その瞬間にあふれた涙なんて誰にも見せたくないだろう
だから顔を隠してたんだろうに。
ほっといてやればいいのに。
カメラの性能がそれを許さない。

中村俊輔のインタビューでは
インタビュアーが質問に困っていた。
そりゃそうだろう、試合の直後、あの状況で何か聞けるか。
ほんの1分足らずのコメントのあと
最後にインタビュアーは「すみませんでした」と言った。

普通ならば声などかけられない状況で
それでも仕事としてマイクを向けなきゃいけないとしたら
躊躇もするし、申し訳ないという気にもなる。
それがまっとう、なのに

カメラがあれば映してしまう。
ピストルがあれば撃ってしまうみたいに。








斉藤由貴と結婚するのが高校時代の野望でした。

2006年06月22日 22時07分09秒 | 日々
「我輩は主婦であるのさいとうゆきおもろいですわ」

と何の前触れもなく
携帯にタイトルなしメールをくれる盟友・しげ、
きみこそおもろいで
と拍手を贈るのにやぶさかでないが
それはともかく。

斉藤由貴は日本一のコメディエンヌさ。

なんなら
映画『トットチャンネル』『恋する女たち』を観てみんさい。
まんまんる目で「ほけ?」とした眉毛娘に
微笑まずにはいられんから。

あと、大森一樹ってゴジラ監督じゃなかったのねという発見も。


さて、
クドカン脚本の件の番組は見てないのだけれど
ミッチー&斉藤さんの劇中歌デュエットを聴いた。
ほーなるほどあの頃を彷彿とさせるメロディーだねえ。

で、CDジャケット見たら
かつてのミスマガジンもずいぶん、ずいぶん…
丸っこくなってて、正直ツライ。


斉藤由貴のポスターほしさに
アクシアのカセットテープを買いまくったあの夏よ。