ポエ活

村田活彦 a.k.a.MC長老のブログ。ポエトリー・スラム・ジャパン代表。ラップスクール2期生。

ポエトリーリーディングCD「無題/小夜」

2016年07月09日 00時31分54秒 | ポエトリーリーディング/詩/朗読
6月の土曜日、白山のJAZZ喫茶「映画館」にて、小夜(さや)さんによるこのCDのリリースライブを聴きました。BGMや楽器演奏がなく、ソロの朗読ライブというのもめずらしいのではないでしょうか。

こんなことを言うのも失礼なんだけど、無駄に緊張したり、あるいは退屈したりということが全くなくて、朗読の声をただ音楽のように楽しんでいるうちに1時間ちょっとが過ぎていったという感じ。って、簡単に書いちゃいましたけど、これがどんなにすごいことか!

音楽が鳴ってなくても、ビートがなくても、音楽的な朗読。それはまさに私の好みだし、憧れでもあります。(自分自身のパフォーマンスとしては楽器やトラックと一緒にやる方を選んじゃうんですけどね)

ひとつひとつの作品中に細かな朗読の技術があって、それが確信を持って発声されていると感じます。あえて音楽にたとえるなら、ただ楽譜を追うんじゃなくて、リズムやメロディの細部が体に馴染んだうえで自由に楽器を弾いている、というような。ライブのあと、本人とメールでそんな話をしていたら「何かを伝えることより、言葉の本来持つリズムと、何かしらの風景をつたえること、それを共有することを楽しんでるのかも」という返事が返ってきて、とても腑に落ちたのでした。

人の耳は、人の声を好むものだと思います。そして、文字をただ音声化するだけじゃない「声を聴く喜び」をより深めてくれるようなものこそポエトリーリーディングと呼びたい、と思うわけです。

で、このCD。

7作品の朗読が収録されています。音楽はありません。ただしフィールドレコーディングなので、いろんな「場所の音」が入っています。葛西臨海公園、小石川植物園、都営豊洲四丁目住宅7号棟などなど。そこで聞こえるのはかすかにゴーッという空気音、上空の飛行機の音、水の音、カラスの鳴き声…。その時、その場所の空気を閉じ込めた、とも言えそうです。声のトーンや響き方も、場所によって変わります。その切り替わりが楽しい。

そして、そんな「場所の音」を背景にした小夜さんのリーディングはやっぱり音楽的。歌詞カードを見ながら聞くと、けして変わったことをやっているわけではなく、改行や句読点にかなり忠実に朗読してるのだけど、それが流れるような心地よさ。もっとも明確なのはおそらく5編目の『さめざらま』で、リフレインやブレイク、言葉遊びといった明らかに音楽的(あるいは演劇的)な要素がテキストの中に織り込まれてる。リーディングすることでそれらがほどかれて、聞き手の耳に飛び込んでくる。

ぜひヘッドホンで、大きめの音量で聴くことをお勧めします。


『無題/小夜』はカワグチタケシさん主宰のPricilla Labelより発売中。7月10日(日)TOKYOポエケットのPricilla Labelブースで買えるほか、日暮里・古書信天翁千駄木・古書ほうろうでも販売中です。



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個の声(2016年7月 参院選前に)

2016年07月08日 20時59分26秒 | ポエトリーリーディング/詩/朗読

ラップにしろポエトリーリーディングにしろ、個人が個人として声を出すこと、それが何より大事だと思ってやってます。

ポエトリー・スラム・ジャパン2016を開催するときには、目標のひとつとして「世の中の言葉や表現がより自由で活発に、尊重しあいながら発せられること」を掲げました。だから名古屋大会優勝の自縛ポエトリー/うい さんが 「大きな声を出すやつは信用しない。だってオレらはそれぞれ小さな声の代表としてここに立ってるんだろ」(細部は違ってるかもしれませんが)とパフォーマンスしたとき、胸を突かれる思いがしたし、その場では言えなかったけど本当に開催してよかったと感じました。

個人が個人として思いや考えを表明すること。そしてそのことが互いに尊重されること。

それはひとことで言えば「表現の自由」ということだし、「表現の自由」は「基本的人権」に含まれる大事な自由権のひとつです。

公開されている自民党の憲法改正草案では、第十三条の1行目が「全て国民は、人として尊重される」となっています。現行憲法では「全て国民は、個人として尊重される」です。わざわざ「個人」を「人」と言いかえてるわけです。「個人」といった場合、それはひとりひとりの違い、個性といったものを意識して大切にする、と理解できるのだけど、その「個」をわざわざ削除してる。(ましてや自民党草案に新設されている「緊急事態」条項は、基本的人権を制限する可能性がある)

そのことを、詩人の宮尾節子さんは円周率3.14...を「3」にしてしまうことだ、と言われました。3.14…のあとに続くたくさんの数字を切り捨てて「3」にすると、それによって描かれる形は円じゃなく、六角形になってしまう。小数点以下に延々と続く数字こそが、ひとりひとり「個」の姿ではないか、と。(先日の前橋ポエトリー・フェスで、円周率の数字がズラーっと書かれた長い紙を手に熱弁された、その講演を聞けて本当によかった)

今回の参議院選挙の結果、与党が参議院議席の3分の2以上を獲得してしまうと、改憲発議がされる。そのときこの自民党草案がベースになる。これは「個」の危機なんです。もちろん、戦争放棄が否定されているのも、国民主権が歪められているのも認められるものじゃない。憲法が憲法じゃなくなってしまう。

ポエトリーリーディングを17年(そしてラップを半年)。詩ってなんなのか未だにわからないけど、ただ、自分が自分として言葉を声にする、ということを続けてきました。だからこれだけは言いたい。こんな風に個をないがしろにし、言葉をないがしろにする政権を、これ以上のさばらせちゃいけない。

個の声を、まだ信じてるからね。






******
<追記>
2016年7月10日(日)20:15


上の記事中で、自縛ポエトリー/ういさんの作品を、ご本人の許可なく一部引用していました。そのことについてご本人からご連絡をいただき、引用するなら配慮してほしかったという指摘をいただきました。注意が至らず申し訳ありません。
ご連絡をきっかけに以下のようなメッセージのやりとりをしました。そしてその結果、やりとり全文を公開することで一致しましたので、以下に掲載します。



うい
:村田さんに少しお話ししたいことがあるのでメッセージを送ります。
昨日発見して意見するか悩んでいたのですが、村田さんの選挙についてのブログでの導入部に私の詩のワードが使われていたことがすごく不愉快でした。
と、言うのも個々で考えるべき政治について村田さんの「個人」として意見を述べる場所で私のワードは必ずしも必要でないと思ったのです。
言葉は口から飛び出た瞬間にどうとでも捉えられてしかるべきモノとは思っていますが、村田さんのアクションで私の言葉が少しねじ曲げられてしまったように感じました。
記事を消してくださいとか、そういったことは思いませんが、私は、なんか不愉快だったと言うことをお伝えしたくこうしてメッセージした次第です。
蛇足ですが、宮尾さんの部分は、必要である言葉であったと思うので「良い例えだなぁ」と素直に思えました。











村田:そうでしたか。
不愉快にさせたことを謝ります。本当にごめんなさい。ほかの人の作品、表現を引用するにあたっての慎重さが足りていませんでした。
記事の内容が選挙に関連したメッセージであり、そこで誰かの作品を引用することは自分の意見のために「利用」することにならないか、という事。個人アカウントではあっても、大会代表という立場を明らかにした上での記事だった事。そもそも作者の意図とはずれた解釈をしているかもしれない事。
慎重になるべき要素はいくつもあったのに、それを怠っていたのだと思います。申し訳ないです。











うい:そうですね。
表現と政治を繋げることは批判しませんが、他者の作品が関わってくると「利用」とか、もっとひどい言い方をすれば「都合の良い解釈」と思ってしまいます。今後もっとデリケートな方の作品を引用してしまって村田さんが大変な事になったら嫌だなぁというのもあって今回こうしておもいきって言いました。


基本は村田さんのブログの内容に関しては賛成なのですよ。
でも、大きな声の人(PSJ主催者)が、それいっちゃダメよーってやつです。











村田:指摘してくれたこと自体が有り難いです。胸に刻みます。

うい:いえ。
Twitterとかでエアリプはカッコ悪いので。言っちゃいました。
できればブログに注釈をいれていただくか、このやり取りを公開していただけるとうれしいです。
これからもよろしくお願いします。

以上

   
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スポークンワード・ミュージックのオススメをリストにしてみた(海外編)

2016年02月21日 19時48分45秒 | ポエトリーリーディング/詩/朗読

さて、スポークンワード・ミュージック傑作選、海外編。先日のポエトリー・スラム・ジャパン2016東京大会の会場のBGMとして流していたものです。

なかでも一押しは2曲目のMelvin Van Peebles Ft Earth, Wind & Fireかなあ。ブラックムービーの元祖にして怪作の誉れ高い映画『スウィート・スウィートバック』(メルヴィン・ヴァン・ピーブルズ監督)の劇中曲。主人公がひたすら逃げるシーンに、無名時代のアース・ウィンド・アンド・ファイアーのグルーヴ、そして叫ぶような語りが乗っかるというエモーショナルな逸品。

映画つながりでは、キップ・ハンランの渋いジャズも映画『ピニェロ』のサントラから。ポエトリーリーディングの殿堂、ニューヨリカン・ポエツ・カフェの創設者でもある詩人、ミゲル・ピニェロの物語。

2010年代にもカッコイイのありまっせ。フランスの新鋭、FAUVEも超オススメ。歌ともラップとも違う、でも流れるようなリーディングは、フランス語ならではって感じがします。

チェックしてみて!!!

The Revolution Will Not Be Televised / Gil Scott-Heron
Come On Feet, Do Your Thing / Melvin Van Peebles Ft Earth, Wind & Fire
When The Revolution Comes / The Last Poets
We Have Also Come To This Hallowed Spot... / Martin Luther King Jr.
Voyous / Fauve Feat. Georgio
Formidable / Stromae
Gibraltar / Abd Al Malik
Je Viens De Là / Grand Corps Malade
Des silences / Les Têtes Raides
I Still Have A Dream.. / Martin Luther King Jr.
Je T'aime... Moi Non Plus / Jane Birkin
Talulah / Fauve
La Neige / Les Têtes Raides
Funambule / Grand Corps Malade
Les Hautes Lumières / Fauve
So Let Freedom Ring / Martin Luther King Jr.
Paris Mais... / Abd Al Malik
Lettre A Zoe / Fauve
Emily / Les Têtes Raides
Conte Alsacien / Abd Al Malik
When We Let Freedom Ring... / Martin Luther King Jr.
Related To What / The Last Poets
Small Talk At 125th & Lenox / Gil Scott-Heron
La La La / Saul Williams
This Is Madness / The Last Poets
Shahrazade And The Opening Of The Firtst Shadow Night
- Funeral Poem Celebration Scattering THE Ashes / Kip Hanrahan
Requin-Tigre / Fauve
Le Faqir / Abd Al Malik
Midi 20 / Grand Corps Malade
Bermudes / Fauve
Ginette(Remix 2008) / Les Têtes Raides
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ポエトリー・スラム・ジャパン2016開幕です!

2016年01月31日 08時01分57秒 | ポエトリーリーディング/詩/朗読

2016年1月31日、ポエトリー・スラム・ジャパン(PSJ)2016名古屋大会当日の朝です。ということで名古屋・栄のマクドナルドにいます。夜行バスで来たのでちょっと眠い。



ポエトリー・スラム・ジャパンはポエトリーリーディング(詩の朗読)の日本選手権大会です。優勝者は、5月末にパリで行なわれるポエトリースラムW杯に日本代表として出場します。

昨年第一回大会を開催し、出場者、観客あわせて100名以上の方にご来場いただきました。今年は東京、大阪、名古屋の3都市で地区予選を開催。そこから勝ち上がった9名が3月6日、日本代表の座をかけて全国大会に結集する、というわけ。

採点をするのは客席から選ばれた審査員。各パフォーマンスの制限時間は3分。音楽、衣装、小道具は使わない。単純といえば単純、ムチャといえばムチャなルールですね。でも、だからこそ「なんでもあり」なところがポエトリースラムの魅力ではないかな、と思うんです。



ポエトリー・スラム・ジャパンはコンテストではありません。専門家やオーソリティーがジャッジをするわけじゃないし。優勝したところで詩集が出せるとか、CDデビューできるとかでもないし(フランスには行けるけど)。言ってみれば賞品は栄誉だけ、なんです。順位も勝敗もつくけど、だからといって優劣を決めたいわけじゃない。順位より勝敗より大事なことがあると思ってます。キレイごとに聞こえますかね。でも、まあ、本心なんですよ。

もちろん、出場者は優勝を目指してエントリーしてくれるでしょう。ただ、たとえばスポーツなら、負けたときでも大切な経験になったりする。自分自身に正面から向き合い、120%のエネルギーで挑んだとき、初めて掴めるものがある。ポエトリー・スラム・ジャパンも、まっすぐな意味でスポーツでありたい。


採点基準は特にありません。ちょっとやりにくい? でもそれがいいところだと思ってます。審査員に選ばれたひとは、どうか自分の感じ方考え方で、自由に点数をつけてください。審査員に選ばれなくても、いいと思ったパフォーマンスにはぜひ盛大な拍手を。優勝じゃなくても準優勝じゃなくても、「私にとってはこの人がチャンピオンだ」と思えるパフォーマンスに出会うかもしれません。そのときは、直接その出場者に思いを伝えてもらえると嬉しいです。いや、スタッフにこそっと耳打ちでもいいですけど。はい。



そして何より大事なこと。ポエトリー・スラム・ジャパンでは、出場者も審査員も客席も、みんなが大事な参加者です。この大会をつくるのは会場に来たあなた、なんです。それぞれ「来て良かった」と思えるような、なにかを感じ取って帰れるような、そんな時間と空間を一緒につくりましょう。スタッフはそのための環境作りに精一杯、力を注ぎます。



ポエトリースラムジャパンは大会を通じて、世の中の言葉や表現がより自由で活発に、互いを尊重しあって発せられることを目指します。


お、もうこんな時間ですね。ぼちぼち参りますか。みなさん、楽しんでいきましょう!

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櫻井あすみ展「ここからの世界」谷中・さんさき坂カフェ

2015年10月24日 23時55分45秒 | 美術
よく晴れた土曜日、午前中に谷中まで行ってきました。地下鉄・千駄木駅で降りて、町歩きのご年配たちとすれ違い、ゆるやかな坂の途中にあるさんさき坂カフェまで。櫻井あすみ展「ここからの世界」。岩絵具で描かれた作品が10点、明るい店内に飾られています。

実は先日、友人からもらったフライヤーの絵にハッとさせられるものがあって、思い立ったように出かけたのでした。

日本画ってほとんど馴染みがないのだけど、「平面的な感じ」という先入観がありました。ところが、まず惹きつけられたのは尾道の町並みを描いた一点透視の作品。かと思えばキュビズム?と思うような作品もあったり。あるいは画面の中にいくつかのイメージが共存しているものもあって、同じフィルムに違う景色を焼き付けたみたいだと思ったり。

そしてなにより、岩絵具のキラキラとした質感。見ているだけなのに「手触り」を感じる。一枚ごとにいろんなイメージが広がって、その刺激が心地よかったです。

突然行ったのだけどご本人にもちゃんとご挨拶できたし。コーヒーも美味しかったし。天気の良い日は早く出かけるに限る。

芸工展2015の一環として、明日10月25日まで。


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本日のスポークンワード:ボカロ meets ポエトリーリーディング『夜の散歩』 byキャプテンミライ

2015年09月28日 23時26分34秒 | ポエトリーリーディング/詩/朗読
今宵はスーパームーン。ということでこんな作品をどうぞ。


   “見上げると大きな月が 
   大きな顔で笑っていた
   あんまり大きいので
   手が届きそうで
   あ、届いた”



ボーカロイドによるポエトリーリーディングって珍しいかもしれません。ちょっと不安定な可愛さとダブの心地よさとが相まって、ずっと聴いていたくなります。













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本日のスポークンワード。ラッパーたちの朗読 in『デフ・ポエトリー・ジャム』

2015年09月27日 09時02分24秒 | ポエトリーリーディング/詩/朗読
Def Jamの創立者、ラッセル・シモンズがスタートさせたポエトリー・リーディングの番組。2002年から2007年まで、 アメリカ・HBO(ケーブルTV)で放送されました。詩人、ラッパー、俳優など、さまざまな人々が登場し詩を朗読します。

いまざっとyoutubeで検索できるだけでもエリカ・バドゥ、ローリン・ヒル、アリシア・キーズ、カニエ・ウェスト、コモン、タリブ・クウェリ、KRS-ONE、ジョージ・クリントン、ザ・ラスト・ポエッツ、ジル・スコット、ソウル・ウィリアムズ、ジェシカ・ケア・ムーア、デイヴ・シャペル…そして司会はモス・デフ! 豪華だなあ。

そのなかからひとまずヒップホップ勢。先日のSoul Campで来日していた3アーティストのリーディングをどうぞ。


ローリン・ヒル




コモン




タリブ・クウェリ








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風を追ってはいけない。ワタリウム美術館「Don't Follow the Wind」ノン・ビジターセンター展

2015年09月26日 08時38分54秒 | 美術
ワタリウム美術館の「Don't follow the wind」ノン・ビジターセンター展行ってきました。

東京電力福島島第一原発周辺の帰宅困難区域で開催中の「みに行けない」美術展、「Don't Follow The Wind(DFW)」のサテライト展示です。




え、と思われるかもしれません。今年の3月11日にはじまった国内外12組のアーティストによる国際展。それは帰宅困難区域にあるため、将来この区域の封鎖が解除されるまでみに行くことができません。どこにどんな作品が設置されているのか、関係者の一部しか知らない。しかし、確かにそこには作品がある。

ワタリウム美術館に展示されているのは、帰還困難区域内に設置された作品の関連資料、メイキング映像など。それらがガラスの向こうに並んでいます。アーティストたちの対談を素材にした、園子温による映像インスタレーションもあります。それらの資料をみながら、帰宅困難区域でひっそり開催されているはずの「本展」に想いを馳せる。これほど想像力がためされる展示もないでしょう。

この国のなかに「いま行くことができない場所」「帰ることのできない場所」があるということ。そこにこそみるべき景色があるということ。それを補うために想像力を最大限に発揮しなくてはいけないこと。入り口のアナウンスが語っていた「みることができないという現実は強い力を持っています」という言葉が印象的でした。


浪江町出身で歌人の三原由起子さんがこの日の展示ガイドをされていて、いろいろ教えていただきました。この企画を知ったのも三原さんからです。ありがとうございます。


ワタリウムのノン・ビジターセンター展は10月18日(日)まで。ただし、帰宅困難区域のDFW展はつづいています。いまこの時も。

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本日のスポークンワード。写真家にして詩人、辺口芳典

2015年09月25日 08時51分19秒 | ポエトリーリーディング/詩/朗読

2015年9月の夕暮れ。大阪環状線の西九条駅で降りて、安治川のほとりを、コウモリが飛ぶのをながめながらしばらく歩いていくと、昭和な匂いの残る一角に着きました。




黒目画廊。画廊といっても古いアパートがまるまる住居兼ギャラリーになっている、その2階の一室で、はじめて辺口さんの朗読を聴きました。私を含めてお客さんが4人。まるで友人の部屋に集まったみたいな雰囲気です。辺口さんは弦の張っていないギターを抱え、ピックアップセレクターのスイッチをカチカチならしながら朗読していました。

ワイルド&コンテンポラリー!!

デュッセルドルフで日本語パフォーマンスしたり、シアトルの出版社から詩集が出ていたり、そもそも写真家でもあったり。多才な方です。








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本日のスポークンワード。渋さ知らズ「本多工務店のテーマ」

2015年09月24日 08時41分56秒 | ポエトリーリーディング/詩/朗読
「龍のかたちの天使が降りてくる…!」

これほど魂に響くポエトリーリーディングを知らない。ぜひ一度、生で聴いてみてください。

作詞:翠羅臼/ポエトリーリーディング:南波トモコ













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